中国からの論文が目立つ日本研究皮膚科学会学術誌
今週届いた Journal of Dermatological Scienceを見ると、中国からの論文が質的にも数的にも目立ちます。
日本初の論文数や論文の質の低下が叫ばれているが、まさにその通りになっています。日本初の国際誌として免疫アレルギー分野ではInternational Immunologyが有名です。1989年創刊され、真の国際誌として質の高さを保ち続けており、<日本からの発信>の最成功例とされています。
https://academic.oup.com/intimm/pages/About
J Dermatological Scienceは日本研究皮膚科学会が設立した雑誌で、アメリカのSociety for Investigative Dermatology, 欧州研究皮膚科学会 European Society for Dermatological Researchに伍するために1990年に発刊されました。現在、欧米からの投稿が減って、中国からの投稿が増えてます。アジア圏を代表する雑誌として存在意義を示してくれることを期待しています。

