武士道か無指導か 5年前の記事から
2017年に高槻赤十字病院の院長に着任して、最大のミッションは赤字経営からの脱却でした。今になってわかるのは、赤字と黒字の分岐点は微妙なところにあり、経営に素人ではなかなか窺い知れないということです。単純に考えれば、赤字を減らすことに尽きるのです。これがむずかしいです。リストラや給料削減は出来ませんから、できるところからやりましょうてなことになります。本社は選択と集中との指示を出してきますが、これには予見と運という要素も加わるので、実行は困難を極めます。これまた、できるところからやりましょうてなことになります。
実は、5年前にmedical noteの取材を受けた記事を、最近紹介したいとの依頼を受けました。
武士道の精神で病院を生まれ変わらせる | 古川 福実 先生(高槻赤十字病院)のストーリー | メディカルノート (medicalnote.jp)
懐かしいです。取材の方がまとめてくださったのです。流石に武士道とはなー!?と思って躊躇して、娘に意見を求めたら、いいんちゃう?ということで掲載になりました。私忘れてました。
実は、令和3年度決算が、全体の収支のみならず、なんと医業収支でもひょっとしたらトントンか黒字かもしれません