ヴィレッジヴァンガードの利益率が半端ない件

ヴィレッジヴァンガード と言えば都会の亜空間として著名でございますが、
昨日付の日経によればめっちゃ儲かってるらしいのです。

■IR があった！

日経に載ってたとはいえ IR なんてあるのかなと思ったら、
ヴィレッジヴァンガードはなんと上場企業らしいのです。

そして、上場企業ということはホームページに IR のセクションがあるのです。
IR があるというだけなのにとても意外な感じはなんでしょうｗ

で、気になる利益ですが、

平成19年6月1日～平成19年11月30日の実績 で、

　売上　12,047 百万円
　営業利益　1,239 百万円

だそうで、通期でも営業利益率は10％位をキープしてます。

中間短信を読む限りは直営店で200店舗、FC店で30店舗超を
出展してるのだとか。しかし120億円も売上があるんですねぇ。

ちなみに、同じく上場企業である三洋書店は通期で見ても
営業利益率は通常 ３％ 程度の様子 です。

■SPICEって何？

同社の特徴として、総資産のうち棚卸資産が50％以上を
占め、さらに棚卸資産の50％以上をSPICEという商品群が占めるという
ことです。

ちょっと待って、SPICEって何さｗ
えーこれも決算短信に書いてありまして、

SPICE　　　　 …　
当社独自の呼称であり輸入雑貨、玩具、服飾品、生活雑貨等の
書籍及びニューメディア（CD・DVD類）以外の商品をさします。「SPICE」とは、

　　　　　　　　　SELECT…えり抜きの・選ばれた
　　　　　　　　　POP…ポピュラーな・華々しい
　　　　　　　　　INTELLIGENCE…知性的な
　　　　　　　　　CULTURE…文化的な
　　　　　　　　　ENTERTAINMENT…楽しみ・楽しませる

　　　　　　　　という当社が販売する雑貨類を形容する5語の頭文字を組み合わせた造語であり、
また当社の主要商品である書籍を引き立てるためのスパイスであるという意味も
　　　　　　　　持たせてあります

だそうです。

他にもカテゴリではなく、テーマによる商品陳列、
楽しさを感じさせる売り場創造などに言及されています。

つまり、本屋なんだけど、本以外のものを既存概念にとらわれずに
仕入れてるし、売ってますよ。ということなんでしょう。


各店長が結構体を貼っている様子は下記の本でどうぞｗ

ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を

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愛するＶ．Ｖ
ヴィレッジ・ヴァンガード黎明期
店は最先端、文章をもうちょっと。
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