豆カレー | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

豆カレー

インドやパキスタンで家庭料理の定番である豆カレー、「ダール」。特に、ベジタリアンの多いインドでは、豆は肉に代わるタンパク質源です。菜食の人は豆だけで作るカレーや豆&野菜で作るカレー、肉食の人はそれらに加えて豆&肉で作るカレーを食べます。ドロっとしたカレーはチャパティと食べ、サラサラのカレーはご飯と食べることが多いです。また、南インドでは、豆&野菜で作る酸っぱいスープ「サンバル」は米粉で作るパン「イドリ」と食べます。


Chana  チャナ豆のカレー


そんな豆カレーの種類は豊富にありますが、使用される豆も色々あります。

代表的な豆を紹介します。


・チャナ(Chana Dal)…ひよこ豆。大粒の白い豆で、ホクホクした食感です。

・ムング(Mung Dal)…小粒の黄色い豆。とても消化が良い豆です。

・ウラッド(Urad)…バターで作るこってりしたカレーによく使われます。

・マスール(Masoor)…レンズ豆。スープカレーによく使われます。

・ラジマ(Rajma)…赤いんげん豆。金時豆のような食感です。

・マタル(Matar)…グリーンピース。


ちなみに、世界のチャナ豆生産量は、1位はインド(597万トン)、2位はパキスタン(84万トン)です。


Lentil 色々なレンズ豆


Masoor マスール


WIKIPEDIAより