短距離旅客、飛行機より鉄道を利用 | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

短距離旅客、飛行機より鉄道を利用

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最近の物価と燃料費の上昇により、インド国内旅行者は短距離であれば鉄道や車での移動を選ぶようになった。航空運賃値上げがその原因である。


短距離フライトのコストは長距離フライトとほぼ同じだ。たまに短距離フライトのほうが高いときもある。そのコストは鉄道1等車よりも数倍高い。たとえば、ジェットエアウェイズ利用の場合、ボンベイ=バーヴナガル間(所要時間40分)は空港税・燃料費込みで3500ルピーだが、ムンバイ=デリー間(所要時間2時間)は4800ルピーだ。さらに、スパイスジェット利用の場合、デリー=ジャンム間は5000ルピーだが、デリー=ムンバイ間は4000ルピーだ。AC付鉄道利用の場合、デリー=ジャンム間は800ルピーだ。


短距離ルートは割高なので鉄道利用の旅客が増え、飛行機利用の旅客が減少しつつある。航空会社各社は料金にあまり左右されないビジネス旅客の需要を狙うようだ。


MSN Indiaより