網走拠点のあるユーザーから、

PCでシステムが使えないという連絡があったのが10/27。

 

翌日出社時に事象を認識。

エラー画面のキャプチャを見ると、対象システム以外にも共有NASも×になっており

ネットワークが繋がっていない様子なのが分かる。

当然その端末までのPINGは通じず。

 

更にその端末に接続されているはずのL2スイッチまでPINGは通じず。

拠点のL3スイッチ、NAS、他のL2やPCまでは通じるので、その課にあるL2スイッチが怪しい。

そのL2スイッチを直接見てもらうと、3本ケーブル接続されており、1本だけLinkランプが光っていないとの事。

 

機械は生きてるが、そのポートだけが使えていない。

上流のスイッチがどこかを調べたかったのだが、拠点の構成図が残っておらず、

10年前位のスイッチ購入履歴とフロア図しか情報が無いときた('Д')

もちろん各スイッチのポート構成表も無し('Д')

 

仕方無いので各ノードにPingを飛ばし、show arpの結果とshow mac-addressの結果から

1つずつポート接続先を特定し想定構成図をゼロから作成。

全体像が見えてきたところでL3スイッチの場所を特定。

 

そのL3スイッチログを見ると、1番ポートが1週間前位にLinkdownのログを発見。

その1番ポートを見てもらうと、ケーブルは接続されているが、Linkランプは消灯。

差し替えてみてもらっても、他の空きポートへ繋ぎ変えてもらってもNG。

 

ほぼ間違いなくケーブルの問題だな('Д')

と、ケーブル交換を提案するも、そのケーブルは2Fから5Fへ直結されているようでかなりの難工事になりそう。

ここまでに約1日半経過。

 

北見から技術員を応援で現地で見てみてもらう。

するとL3スイッチと問題のL2スイッチの間に、LANケーブル延長コネクタがあったらしく、

そこを1週間位前に課の模様替えをした時に、作業員がケーブルを外した・・・という事が発覚。。

 

それを繋ぎ直してもらうと復旧。

事は何もなかったかのように時は戻る。

 

延長コネクタはMACアドレス特定出来ないので、当然間に挟んでいる想定は出来ない。

現地でしか確認しないと分からない事象。

 

ん~、いい勉強になったのはなったものの、俺の2日間を返して('Д')

と思わざるを得ない出来事であった。