「ニオイで女性に嫌われない方法」（電子書籍限定）の著者、
タイの工場の臭気対策もお任せ下さい。
この世の中に、天才的な経営者として名を遺した偉人たち。
彼らにはそれぞれ、大きな特徴があって、例えばその中の一人である
スティーブ・ジョブズは、間違いなく、興奮をクリエイトするプロだったと思います。
熱を創造し、そこに周囲を巻き込んでいく力。
自分の渦に周囲を引きずり込んでいく力。
それらを学べる一冊、世界を興奮させる組織のつくり方、線引きポイントいきます。
今日、アップルは電話を再発明する
・・
再発明。それは他社の製品やサービスに限らず、自社のヒット商品や
定番アイテムであっても、それを自ら否定し、再発明していく推進力。
本書では、蝶のように変態しなければならないんだ・・と書かれていますが、
情報革命や再開発に徹底的にこだわり、
現状に安定を求めない事で、成長し続ける企業を作り上げていけるのです。
みんな、iPodを自分のためにつくったんだ
・・
結局、こんなのあったらいいな、こんなこと出来たらいいな・・という
自分で思った時が、実はビジネスチャンスの最たる時なのでしょう。
マンガのドラえもんなどが、いつまでも人気なのは、このあったらいいなを
実現してくれる道具を出してくれるからだと思うのです。
弊社でも、幾つかの分野別に商品やサービスがわかれており、
やはりその専門担当者であればあるほど、自社のサービスや商品、
自分で作り上げたシステム等を心から愛しているものです。
アップルはいささか変わったタイプの人間を引き寄せてしまう
・・
飛行機テスト。本書では初期のgoogleで行われていた審査について
教えてくれています。
この人物と数時間、飛行機で隣り合わせになったらどう思うか？
を話し合い、チームメンバーとしての適性を探るという審査方法の事です。
海賊になろう、海軍に入るな。
大変興味深い、この会社でのＡプレーヤーの条件を端的に表していますね。
アイデアを評価して形にする仕組みを持つ
・・
弊社でも、プラスワンアイデアを毎期、全社員がチャレンジするのですが、
なかなか新しいアイデアが生まれてきません。
毎期、トライするのは決まった人々であるというあたり、
クリエイトできる人間性は決まっているのかもしれません。
本書では、社員にアイデアがないからではなく、
アイデアを評価して形にする仕組みがないからと教えてくれています。
弊社はその仕組みがまだまだ未完成なのでしょうか。
自分で自分を食わなければ、誰かに食われるだけだからね
・・
今の成功を守ろうとした地点で、未来の成功を奪いとられてしまう。
これは、会社組織にしてもそうだし、ビジネスパーソン個人でもそうでしょう。
今、ヒットしている商品やサービスは、既に安泰でも安定でもない。
周囲が寝ているわけでもなければ、指をくわえてみているわけでもない。
ならばどうすればよいのか。他社には絶対に真似のできないレベルの革新を続ける。
ライバル？それはずばり、自分自身です。
１０００のことにノーと言わなければならない
・・
得意であるはずのことに集中すべし。
スティーブ・ジョブズの言葉を本書で教えてくれています。
フォーカスとはノーと言うことである。
とも教えてくれています。
規模の魅力にとりつかれると、革新性が奪われる可能性もある。
多角化は無知を隠す１つの手段でもあるわけです。
特に弊社のような、ニッチな分野で生きていく零細ベンチャーは、
安易にポジションを広げるのではなく、
むしろ掘り下げる方が競争力を強化できるというのは納得しかありません。
スティーブ・ジョブズ。世界を興奮させる組織のつくり方。
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桑原晃弥さん著／朝日新聞出版さんでした。
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