Tempesta・5 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想書庫です


苦手な方はお気を付けください





















「おはよーん、あれぇ?」

「相葉ちゃん、久しぶり」

「あー!あの不可解くんはやっぱりおーちゃんだったのかぁ~!見たことあると思ったんだ~」



心強い見方と再会する



「ねぇねぇ、なーちゃんとうまくいった?」

「うまくいく予定、かな」

「そっか、よかった~

なーちゃんはシャイな子だから、いっぱい優しくしてあげてね?」

「うん!まかせてっ」

「まかせたーっ」



前に会った時も感じたけど、優しさだけで構成されてるみたいな人だ

他人を1ミリも不快にさせない



相葉ちゃんはこの店のムードメーカー




「今日は一日俺について回って」

「さーちゃんさん、よろしくお願いします」

「サムだよ、クリスティーの真似すんな」

「もう二宮和也にチューしないでくださいね」


「翔ちゃん?!ニノにチューしたの?!」

「してねーわ!つーか雅紀!さーちゃんでさえなくなってっぞ!」

「あ~よかった~びっくりしたぁ~」



しっかり釘刺すつもりだったけど、これは心配することなかったかな


今の感じだと意図的に煽られたっぽい



サムさんはこの店の策士




「モーリスです、よろしく」

「大野智です」

「あんた、ナターシャのストーカーだって?」

「いいえ、両想い以上、恋人未満です」

「は?」

「目指すは恋人以上ですが私情は挟みません、仕事がんばります」

「仕事頑張るのは当たり前なんでいちいち言わなくていいです

そんなことより、うちの仲間傷付けたら許さないから

覚えといて」



一番年下だって聞いたけど、周りにも自分にも一番厳しい

感情がストレートで、情に厚くて仲間想い



モーリスさんはこの店の秩序




「庭の掃除行ってきます」

「テラスです」

「テラスの掃除行ってきます」

「ねぇ」

「ん?」

「本気でこの店で働くつもり?」

「うん」

「…ならいいけど」

「二宮和也は俺がここで働くの嫌?」

「ナターシャです」

「ナターシャは嫌?」

「…別に」

「なんだよ、そんな可愛い顔すんなよ、チューしたくなるだろ」

「うるせー!仕事しないなら帰れ!」

「は~い、テラス、テラスっと」



可愛くて、素直じゃなくて、照れ屋さん


声に恋した人、今も恋してる人



ナターシャはこの店のアイドル




研修は想像以上に大変だった


覚えることがたくさんあり過ぎて頭がパンクしそうになる



ガシャン


「うわっ!すみませんっ」


失敗もたくさんしてしまう



「失礼しました

…まずは落ち着け、怪我は?無い?」



でも怒られることは滅多にない

一緒に原因を考えてくれるし、同じことを繰り返さない為のコツも教えてもらえる

仲はいいけどベタベタしてない


いい感じに放置してくれて、いい感じに見守ってくれる


客の時も居心地よかったけど、働く側になっても居心地がいい




「はい、お疲れ様でした


君はオーシャンですね」



研修終了が伝えられた


呼び名が決まり、正式に採用される




迎える初出勤日

白シャツの胸元には「O」のアルファベット

木彫りのネームプレートが誇らしい



「準備出来たか~?」

「は~い」



呼ばれて外に集合する

掃除のおじいちゃんに見えるオーナーが、門に取り付けられていた鉄のプレートを外す

店名が変わるらしい



Cafe Tempesta



てん…てんぺ…ぺすた?

前のも読めなかったけど、今度のも読めない

後でモーリスさんに教えてもらおう



チリン



「こんにちは、いらっしゃいませ」



きっかけは少し不純で勢いだけだったけど


ここは俺のお気に入りの職場だ
















つづく