ヤンデレとヤンデレの事件簿③ー5 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「こんな汗だくで…臭いそうなのに…綺麗って…」

「綺麗だよ、汗も、臭いも、全部綺麗」

「…そっち方面の変態?」

「これがヤンデレじゃない?」

「あぁ、なるほどね…」

「俺が病んだってことは?」

「私も…病みます」

「だよね」

「はい」



身体を起こして、大野さんの腹の上に跨がった

伸びた髪に指を入れて掬い上げる



「濡れてるから簡単にオールバックですね」

「早く刈り上げたいよ」

「駄目です」

「仕事の区切りついたらだよ?」

「駄目」

「なんで?」

「乱れる髪が最高にエロいから…」



額の生え際に舌を這わす



「いい味してる…あぅんっ」



一番濡れている場所を揉まれて、大野さんから舌が離れてしまった



「ニノの内股も最高」


「まだ…んっ…駄目っ」



ベタベタな大野さんをもっと味わいたくて


すぐに悪戯しようとする腕を、膝で抑え込む



「こんなの、すぐに外せちゃうけど?」



ふふっと笑った唇



さっきの冗談半分な技でも抵抗なんて一つも出来なかった


貴方が本気になれば、簡単に締め上げられるのは分かってる



だから俺は、違う方法での拘束を試みる




「まずは…この鍛えた腹筋で私を味わってください」

「どうやって?」

「こうやって…」



腹の上に乗せている腰を前後に動かす



二人がサラサラな時は布越しに擦れるだけだけど

今は動かした分だけ濡れたシャツが少しずつ捲れていく



「その…筋肉で…イかせて…」

「ん…いいよ…」



現れた腹筋はしっかりと割れていて、擦り付ける度に固く締まっていく




「すご…ぁ…いい…」

「トレーニングの成果かな」

「こんなことの為に…鍛えてるとか…」



違うのは分かってるけど、日々進化していく身体を間近で感じることが出来るのは幸せだ



「こんなことの為に…鍛えててもいいでしょ」

「あっ…まだっ」



パッと膝の下から腕が逃れて、背中に回された腕に身体が引き寄せられた



「はぁあんっ」



そして、張り付いていた服の中に腕が差し込まれて、直に握られる



「あっ…あっ…ああっ」

「鍛えると今までとは違う抱き方が出来るようになるね」

「んっ…あっ…」




隙間の無いところで、強引に動かされる腕

先を刺激してる固い腹筋


湿度の高い部屋で、密度の濃くなった動かない空気



ベタベタな俺を、更にベタベタにしようとするベタベタな大野さん



「あ…あ…こんな…ぁあっ」

「こんな…?」

「気持ち…いいなんて…ぅんっ…」

「梅雨って、すっごくいいよね」

「いい…ベタベタに…して…もっとして…」

「任せて」

「ぁああっ」




側に置かれた水分を補給しては、それが身体から吹き出るまで絡み合って


お互いから落ちた汗は、お互いへと吸収されていく



濃密さを増す空気は、また二人を濡らす雫となる




本日は梅雨空



それもまた最高




我らヤンデレ街道邁進中なり





















終わり





しばらくお休みをいただきます。



それでは、また




黒チョコヒヨコ