※BL妄想日記です
苦手な方はお気をつけください。
床に肩をつけて、足 の間から腕を伸ばし
両手で 扱 く
「はぁ…はぁ…」
「ニノ?!これ…どうした?!」
大野さんの声が全然楽しそうじゃない
…なんで?
すぐに練習出来ないから?
いらないプレゼントなんか選んじゃったから?
…謝らなくちゃ
早くしなきゃ…
早く…
身体を起こそうとすると
腰 をガシッと掴まれた
「…ぁっ」
…よかった
やっと練習する気になってくれたんだ
これで大野さんに喜んでもらえる
大野さんに必要としてもらえる
もう少しだけ…
ここに居ることが出来る…
ほっとして自分から手を離すと
大野さんの手が俺の 尻 に触れた
「…ひっ」
ブルッと 身 体 が 震 えて、ぎゅっと目を閉じた
…痛いかな?
昔から痛いことに鈍感だったから、どんなに痛くてもきっと大丈夫
早く俺を使ってください
ふわっ
…え?
どんな 衝 撃 がきても身体が逃げないように
息を浅くして待っていると
人の肌とは違う感触が、 尻 を包んだ
「ニノ!血が出てる!」
…血?
どれだけ 緩 くすれば気持ち良くなってもらえるのかわからなくて
指 を 突 っ 込 ん で 、 何 度 も 掻 き 回 し た か ら
どこか切れたかな?
「…大丈夫です
俺、痛いの平気なんです
大野さんはそんなこと気にせず、その 穴 でいっぱい練習してください」
「なんで…なんでこんなことすんだよ!」
悲しい声が聞こえる
「高いプレゼントとか!自分の 身 体 傷 付 け て !
ダメだよ…自分のこと大切にしなきゃダメだ!」
…なんで?
なんで喜んでもらえないの?
俺に出来ること…もう無いのに
ダメだなぁ…
役立たずだなぁ…
ここにも居られなくなっちゃうなぁ…
つづく