夏休みですね!
長期休み、レギュラーのレッスンではなく、
セカンド・オピニオン
的な特別レッスンも入ります。
昨日、今日と別教室の4人の生徒がレッスンに来てくれました。
関東からの女の子
発表会に向けてのレッスン。
塾が忙しく、短時間で効率のいい練習を知りたいとのこと。
効率をもとめるには、自分の欠点を知らないといけないけれど、そんなところを探そうものならキリがありません。
自分の求めてる範囲での理想を聞き、ピンポイントで修正。
ミスタッチをする原因、両手が揃わない原因、一つ一つ紐解くことを中心にレッスンしました。
もともととても上手な生徒さんなので、ほんの少し修正するだけでグッとよくなりました👏
関東からの女の子のお母さん
ブラームスの名曲をレッスン。
素晴らしい感性とタイム感。
間の取り方もキレイ。
さらって慣れるより、もっとブラームスを理解するレッスンをしました。
メロディーが2個になっている時、女声と男声はどんな歌い方でせめる?
それを思い通りにできる?
を、そのパートだけ抜き出して耳に覚えこませる練習を教えました。
そして、圧力のかかった音とかかってない音の使い分けも。
頭の中の音が完成したら、それを出力する技術はとても大事なのです。
盛岡からきた小学の女の子
楽譜を見ながら弾くことが苦痛だと、どうすればいいのか悩んでました。
楽譜を見る時に、
点
で見てしまうので、情報過多になって頭がパンクするようです。
線で見る方法や、棒グラフのようにとらえる方法を教えると、あっと言う間にブラインドタッチができるようになりました。
楽譜の何がわからないのか、こちらが見極めないといけませんね。
盛岡からきた中学の女の子
短期間で仕上げないといけない伴奏の譜読みのお手伝い。
一音一音気合いで覚えるのではなく、しっかり構造を理解して手に馴染ませるレッスンを。
あっという間に最後まで到達できて一安心。
ショパンのエチュードも少し。
メロディーとハーモニーの関係を理解することと、オクターブの奏法をレッスン。
難しい曲は必ず親指のレッスンが中心になります。
地味な作業が入りますが、効果がすぐ現れて嬉しそうでした。
とまあ、私がすぐに解決しているように見えるレッスンになってますが、それまでの土台がとても意味あるものになっているのだと思います。
自分の生徒を見ていても思うのですが、まずはその能力まで到達できるかがとても大きな壁になります。
あとは、レッスンしたことを家で繰り返してドリルできるか。
結局は上手くなるには、自分でどれだけ行動するかなのですね。
来月は↑このコンサートに出ます!
大スターと共演できるのはとても楽しみです♡