今日はとてつもなくいいシーンに出会えて、
「うわぁ、美しいなぁ!!」
と感動してしまいました
ピアノを練習している毎日が続くと、たまに「滲み出る美しさ」をとらえるアンテナが鈍るのです…
そして、良くしよう、美しくしよう、完璧にしよう、という目的が義務に感じたりするまでになると押しつぶされる感覚もあることも。
作曲家が生み出した美しい作品。
これを自分はどのような部分に魅力を感じていて、どのような美しさの音の繋がりにできるのか。
毎日の練習で、ここにワクワクできているから飽きないんだなーとは思うのです。
なんでピアノやっているんだろ?という迷いの出た方は、ぜひピアノ作品の美しさを思い出して欲しいなーと思います。
という意見を言うと、
「技術に偏ること」
を批判したかにとらえられてしまうこともあるのですが、
美しいからこそ、
美しく魅せられる技術を磨きましょう
ということです。
つまり…
練習たくさんして、楽しくピアノを弾ける毎日にしましょう!!
です
練習つまらないって思ってる人は、つまらない練習をするからつまらないんだと思います
ピアノって、速く弾くと魅力的に鳴るようにもできてるので、是非速弾きも楽しんでください♪
というのは、ピアノ作品への魅力の言及。
生徒の中には、好きなメロディをピアノで鳴らすのが大好きという子がたくさんいます。
ピアノを教える立場として、前者と後者は使い分けているつもりです。
技術を磨くことに喜びを感じてる子に、
「あなたには歌う心が足りないから、メロディを歌う訓練をします!」
や、
メロディを紡ぐ目的でピアノをやっている子に
「あなたは速いパッセージや和音の掴み方が下手なので、この練習曲を大量にこなしなさい」
などと、
欠点を決めつけて補うレッスン
は私の教室ではしません。
どちらも、長所だと思うし、その長所をどんどん伸ばして心を満たすほうを優先します。
もちろん、基本として必要なことは、その子がわかるペースで教えていますが、レッスンの方向性は
こうでなければいけない!
をできるだけ作らない方針です。
みんなが自分のピアノに満足して、毎日が楽しくなってくれるといいなぁと願っています。