任意整理クレジットカード -3ページ目

任意整理でもクレジットカードが使える!?

任意整理してもしばらくの間、クレジットカードやキャッシングカードが使えることがあります。


任意整理というのは債務整理の一種で、今まで借りた借金を利息制限法に基づいて計算しなおし、減額して、減額した分を分割で借金返済‐ していけるように専門家を通じて債権会社と交渉することです。


この任意整理をするときに、任意整理の対象にする債権会社を自分で選ぶことができます。

つまり、A社はふつうに払うけど、B社とC社はたくさん借りて返済が大変だから債務整理する、というようなことができるのです。


そのとき、任意整理の対象にしなかったA社からの借金を

普通に支払い続けていると、

たとえ任意整理中でもA社のクレジットカードだけが使えることがあります。


とはいえ、

これはクレジットカード会社が信用情報登録をわざわざ確認しないために

使えているだけで、クレジットカード更新のときに

任意整理であることがわかってしまった時点で、

カードは使用停止になります。

クレジットカードの任意整理の方法は?

クレジットカードの任意整理を行う事により、債務を整理する事は、債務整理の中でも簡単に行う事ができます。


そして、個人でも行う事が出来るので、参考にしてみてください。

ただし、弁護士や、司法書士に依頼する事のメリットは大きいので、まずは相談してみる事をお勧めします。



ここでは、弁護士や司法書士に依頼をしてからの流れを追って行きます。


まず、依頼をすると、貸し金業者に受任通知が送られ、依頼者への取り立てが認められなくなります。したがって、その時点で一旦借金の苦しみから解放されます。


(受任通知は弁護士や認定司法書士が送る事ができるのですが、個人で任意整理を行うときには、この受任通知は送る事ができませんので注意してください)



次に、クレジットカード会社に対して、過去の取引履歴の開示請求をして、債務総額を把握してから、和解案の提示や交渉を行います。


そして、和解ができれば分割金の支払いが開始されます。

このような流れになっているので、複雑な手続きなどは必要ありません。したがって、個人でも行う事が可能です。しかし、弁護士や司法書士に相談をする事で、借金の取立てがストップし、返済計画を立てるのも手伝ってくれることもあるので、一度無料相談等をしてみるのが、お勧めです。



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クレジットカードの任意整理にかかる費用は?

 クレジットカードの任意整理は裁判所を利用しないでよく、その手続きもあまり複雑ではありません。したがって、かかる費用は弁護士・債務整理司法書士 報酬 が主になります。自分で処理をすれば、費用は通信費や郵送代くらいなのですが、やはり専門家にお願いするのが交渉の際に有利に進めることができます。




 弁護士や司法書士に対する任意整理の報酬は、事務所によって異なりますが、クレジットカード会社1社に交渉すると2万~4万円程度であると言う事がわかりました。多数のクレジットカード会社から借り入れをしている事が一般的なので、5社×3万円で合計15万というように費用が加算されます。また、債務の過払い分や圧縮分の10%~20%も追加して支払う場合もあります。





 ただし、債務整理をした場合には過払い分が出る事が多いので、返還された場合には、そこから任意整理の費用を払うことが多いです。


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