認知症グループホーム介護度1・2の単価大幅切り下げか? | 認知症を全国の医療・介護・福祉の関係者と考える消しゴムメモリーのブログ

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週末に厚労省より、認知症グループホームの要介護1・2の利用者の介護報酬を下げる旨の内容の情報があった。詳しくは言えないが、非常に大きな介護報酬の減で、小規模等の単価に合わせるのではないかと思われる。そうすれば6万ほど下がってしまうわけで、これは大きな打撃になる。なんとかこのままではいけないと、協会では、請願書を急きょ集めるのだが、来週の月までとまた時間がない。最終手段で、効果があるのか、やるだけやってのような戦法。

波の無いレベルとたかをくくりすぎたか。ここまでひどくなくても、フラット化の維持は困難になりそう。介護報酬が下がり、質のための体系は強く求められる。事業所の運営は、本当に苦しくなるだろう。確かに経営者のみが営利を得ているところもあるが、志で職員を育て、安心して認知症の方の生活が営めるよう事業所も多い。デイも居宅もだが、安易に単位を下げられることは、仕方がないとあきらめてしまうと、志ではできなくなり、銭勘定を嫌でもしないといけなくなるのではないか。


今週は、この請願書の件で時間をとられそう。現場は、小さな幸せを日々探して、努力しているのだが。曇りの心で仕事をしていると


ある職員が、「学校の非常勤講師の依頼が来た」と、それはよかった、行っていいよと、で報酬の話を聞いてびっくり。

一コマ5000円で、駅から学校までタクシー必要で片道2500円 往復5000円

電車代が片道1000円の往復2000円


5000-5000-2000=-2000円 教えに行ってマイナスだよ。でも、伝えたいことがあるので、講義するらしい。思わず笑ってしまう。この思いで、運営できればいいのだが(笑)