【無事カエル！？】大谷石細工のカエルで商売繁盛！？

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無事カエル大谷石細工のカエルで商売繁盛！？

ばあちゃん家の玄関にも、大谷石のカエルがいたなあ。。。

　リニューアルした「大谷石Gallery 無事カエル館」に行ってきました

カエルは日本でも世界でも古くから愛され、さまざまな意味や象徴として大切にされてきました。特に「無事に帰る」「お金が返る」「幸運がかえる」など、日本では縁起の良いものとして知られています。

１、大谷石のカエルで開運？

　栃木県宇都宮市の大谷地区で採れる「大谷石」は、独特の質感と耐久性を持つ石材として有名です。

　商売繁盛や交通安全のお守りとして、玄関先や店頭に置かれることが多いです。カエルは「帰る」や「返る」といった日本語の音に由来して、無事に帰ることや金運が返ってくることを願う縁起物です。

大谷石のカエルは、その石の特性上、素朴でありながらも風格のあるデザインが魅力。石の持つ自然のエネルギーとカエルの象徴する幸運が結びつくことで、開運アイテムとしても注目されています。これを店や自宅に置くことで、「無事に帰る」や「商売が繁盛する」といった願いを込められるのです。

２、日本各地のカエルの置物

　日本各地には、さまざまな素材で作られたカエルの置物が存在しています。

　たとえば、聖武天皇が生きた奈良時代から、信楽に生息すると伝えられる「信楽カエル」。カエルには縁起が良いと言われている理由の一つに、「福帰る」＝「幸福」という意味があるそうです。

また、沖縄ではシーサーと並んで、守り神としてカエルの置物を玄関に飾る家庭もあります。

　他にも、清水焼きや南部鉄器など、カエルの置物は単なる装飾品にとどまらず、地域の文化や風土を反映した象徴的な存在です。これらのカエルたちは、それぞれの土地で異なる意味合いや役割を持ち、地元の人々に親しまれています。

３、世界にもカエルの置物はある？

カエルの置物は日本だけでなく、世界中で愛されています。

たとえば、中国ではカエルは繁栄と富を象徴する縁起物として人気があります。特に三本足の「金蟾（キンセン？キンチェン？）」というカエルは、財運を呼び込むとされ、商売をしている人々に重宝されています。

バリ島ではカエルは「神様の使い」「聖なる生き物」と崇められ、カエルをモチーフにした雑貨が数多く作られています。カエルは雨を降らせ豊作をもたらす、一度にたくさんの卵を産むため子孫繁栄の象徴とされています。

また、アフリカではカエルは雨を呼ぶ象徴として、メキシコや中南米でも、カエルは豊作や雨を象徴する動物として、土器や陶器のカエルが作られています。

このように、カエルの置物は世界各地で「幸運」や「繁栄」を願うものとして大切にされているのです。

４、カエルの置物は家族の愛の象徴

　カエルは単なる金運や商売繁盛の象徴にとどまらず、家族の愛や安全を守るシンボルとしても広く認識されています。

日本では、カエルの置物を玄関に置くことで、家族全員が「無事に帰る」ことを祈る風習があります。この習慣は、日々の安全と家族の絆を深める象徴として、多くの家庭で続けられています。

さらに、カエルは水と深い関係があり、生命力や再生を象徴する動物としても知られています。家族が健康であること、愛情に満ちた生活を送ることを願って、カエルの置物を家の中に飾ることは、家族愛を表現する一つの方法なのです。

まとめ

　カエルの置物は、商売繁盛、金運、無事に帰るという象徴として日本で広く親しまれています。特に大谷石で作られたカエルは、その地域の文化と結びつき、独特の風合いとともに開運のアイテムとして人気を集めています。日本各地、さらには世界でも、カエルは幸運や愛、繁栄の象徴として置物にされており、家族の安全や繁盛を祈る心がそこに込められています。

宇都宮にお越しの際は、大谷石のカエルお土産にどうぞ