2022/3/27 公開
原田知世のニューアルバム fruitful daysの感想を伝えたい
映画音楽のようだと思いました。自由に転調を行い、不思議な感じを感じます。
原点である大林監督の映画のようかもしれません。
歌い方も、人物がはっきりとするように、映画の人物が動き出すように歌われたと思いました。
原田さんの歌は、やさしいのだけれど、ともすると、風景の中にとけ込んでしまうような透明な感じでしたが、
女優と歌手と両方での活動の成果としてfruitful daysとして、表現して伝える音楽となった感じました。
セルフカバーの守ってあげたい、シンシアも、より人物がきわだつように、人物がしゃべるようにアレンジされたと思います。
シンシアは、前のリリースでもとても気に入っていた曲で、ハモリがとてもよかった。今回のセルフカバーでは、そのメッセージを届けようと、届くように歌ったと感じました。
「一番に教えたい」を車の中で聞いていて、涙があふれて、視界があやうくなりました。うれしくて涙が流れました。
デビュー40周年とのことですが、すごく昔、そう30数年前か、にも車の中で、FM放送をカセットテープに録音した原田さんの曲をよく聞いていました。
やさしい声を車の中で聞くと落ち着きました。
ときをかけて、それでも変わらない、充実した毎日が原田さんにも私にも巡ってきたと、なんでもないことだけと一番に教えたいと言われると、そうあなたがいてくれて嬉しいと、教えてくれてありがとうと、感じました。