清豚亭 髷(まげ) | 俗世記録

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チビライダーの母の記録


そう!

ずっと書きたかったのです、このお店。

今年の1月に清田区清田の国際大学すぐの通りにできました。

その斜め向かいにはシュゼットという塩シフォンやたくさんの焼き菓子がとても美味しいお菓子屋さんが営業しています。



ここは去年まで4プラ横のビルの地下で「ちょんまげ」という名前で営業していたオーナーさんが新しく始めたお店です。


トマムリゾートにも出店していて、天空の豚丼という、豚とトロロのハーモニーがたまらないメニューを食べてきた記憶もあります。


ちょんまげも髷も、行くとラムユッケをいただきます。

ちょんまげの頃に記憶にあるのは長芋フライドポテトとかー、レバポンとかー、
塩麹のザンギは絶品でしたし

髷になって初めて食べたラーメンは今まで食べたことの無い美味しいラーメンでした!



つまり食べ物はどれを食べても間違い無いのでとりあえず行ってください!




なんで書こうかなーって思ったのかというと、

私は飲みに行く習慣がありません。


お仕事終わって帰ったら22:00ですから、その時間から付き合わせる友人はこの歳になると皆無ですし、

お酒を飲まないので飲みにも食べにも家族以外とはまず行きません。



なので顔馴染みの店というのが無いのです。



たまに、「顔のきく所に連れてってくださいよー」と言われます、


そして不思議と「顔のきく」というフレーズは男性がよく使います。



その時思い浮かべたのは母の

「男の人は一度喫茶店を決めたら気の済むまでそこだし、決まった席が必ずあるから。」


と言いながら常連さんの来そうな時間になるとさりげなくほうぼうのその席にフキンをかけて席をキープしていました。
(田舎でしたから)



祖母も、常連さんが自分の部下を連れてくると


「顔を立てなきゃね。」といい、


「若い方は日本酒はお好き?」


とお酒をサービスに出したりをしていました。




安心して行ける場所を男性は求めているんだなーとこの歳になって親たちの気配りに感心したのですが



私はもちろん、そこまでの常連さんにはどこのお店もなれないし、
気が小さいので少しでも特別扱いされちゃったら気後れして行けなくなるか、
頂いた日本酒の一升瓶をオーダーしないとならない気持ちになってしまいます。



そんな私ですが。



その、髷です。


ちょんまげの頃なのですけどね。

オーナーの成田さんは数回お会いしたというだけでお店には足を踏み入れたことがなくて、
数年前に初めて行ったのです。



その時は職場の人とだったかな。



私に気づいてくれたものの、成田さんは忙しく厨房で料理をしていたのですが、



オーダーしたお刺身と共にお店のお姉さんが



「間違えて5人前切っちゃったみたいで(笑)!食べてくださいねー!!」



と山盛りの盛り合わせがテーブルに乗せられたのです。




うん、本当に間違ったと思うので、そのようなサービスは期待しないでください。




だけど、間違ったとしてもオーダー通りの盛り合わせで、残りはどうにかできるではないですか。




親しみこめたサービスというか、茶目っ気のあるサービスでしょうか。



このオーナーさんは誰にでもまんべんなく色んな形で歓迎をする人なんだなって思ったのです。


いつも変わらない笑顔でいてくれる人です。

今回のお店は奥様と二人での営業でなおのこと落ち着いて美味しく食べて帰ります。




私だから贔屓にしてくれるお店でなくて誰がいつ行っても居心地の良いお店だからおすすめしたいです。



ぜひ行ってみてください
(*^^*)