速さも友情も進歩しているんだね | 俗世記録

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チビライダーの母の記録


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モトクロス全道戦・第4戦目は釧路でした!


3戦やって貯まったポイントはトータルで2位。




1位のRくんとは一昨年ふたりが小3の時に50ccで競り合ったもの同士です。

その年は8戦ある中の7戦目でトータルが同点、

最後の札幌大会で僅かコンマ2秒の差で息子1が勝ちやっとの年間優勝でした。



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ああ、思い出しただけで泣けてくるし胃が痛くなる
(⌒-⌒; )




去年は一つ上のクラスの65ccに挑むも息子1が骨折をして1位には届かず



今年再びRくんと65ccで争っています。


息子1のすぐ後ろにRくんが、Rくんの後ろには息子1が。



それで3戦戦って、Rくんに1ポイント差で出遅れている4戦目です。



1位は25ポイント。
2位は22ポイントです。


1位しか選択肢は無くて。



スタート。


は、いつも速い息子1。


だがしかし、弱点はいっぱい。やっぱりRくんはぴったり後ろについてきて、ついに抜かされました。



今度は息子1が追う番。


そんな時に、Rくんが転倒。息子1がリードするも、Rくんは立ち直りますます速くなります。



母はもう胃が痛くて吐きそうな気分
(´・_・`)



とにかく転ばないでペースを落とさないでゴールしてと祈るばかり




毎回ですがとても長く感じたレースも息子1の前で旗が振られてゴール。



めでたく1位です。



が、Rくんが来ない。


途中で転倒してそこから戻って来れず、タンカが向かって連れられて、


再度の転倒で、スネを骨折してしまったのです。


そのまま病院で治療をして、その日会えずにレースは終わってしまいました。




「勝った気がしないな?」


「うん(´・_・`)」



息子とそんな会話をしました。


次のレースは1カ月後だから、復帰には間に合わない期間


Rくんも悔しいだろうし、息子も途方にくれています。



Rくんはずっと息子1に勝つんだ!って50ccの時から学校から帰ってきてすぐに練習に励んできた子です。


他の子たちもみんな、本番の為に休みの日は練習に費やしてる子たち。


息子もみんながそうしているのをわかってるから、毎回ヒヤヒヤしながらレースに挑みます。



誰か一人でも欠けたら寂しいしつまらないし張り合いが無いんです。



Rくんの家は、昔私が神社祭にお邪魔をして占いに行った町。


神社の神様、どうかRくんを見守ってくれますように。

私もそんな気持ちです。





「Rくんの分まで頑張らなきゃ」



いま3位以下の子たちも速いんです。
横目で見えるのはRくんだけど、バイクにミラーが付いていればみんな映る位置に追尾しています。


まずはその子たちに勝たなきゃ。



「お前、Rの分まで頑張るって言うなら他の子全員ラップしろよ」



「   」



他の子も速いっていうのにパパの無茶ぶり。
一周まるごとリードして、全員抜かしてこい、と。



だけど、それぐらい頑張らないとRくん、ケガがなきゃタイトル取れたなって悔しくなっちゃうから。


今よりずっとずっと息子1が速くなっていなきゃ。




そんな感じで4日経ち、札幌より少し離れた街に入院中のRくんに会いに行きました。
煮干のおやつやら握力鍛えるグッズやら持ち



「1ー?俺ケガしなかったらこないだ俺が勝ってたな!」



満面の笑みで即座にRくんの一言。



「うん」



と二へへーッて笑う1。



競り合うライバル同士、ニコニコと話をしていました。



前の日までは痛くて辛そうだったとのこと。
今日になって痛みがほとんど引いてすごく元気になれたって。



「風を感じたいな!」


息子1が帰ってからのRくんの言葉。



会いに行って正解だったかな?
(*^_^*)




みんな年々強くたくましくいい子に育っていきます。





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この彼こそわからない、負けてもめげないお日様メンタルの息子2!
(−_−;)