2018.3.9〜3.12 東北訪問 中編 | 名古屋の唄うたい 二村ユーリのブログ「ニム語ロック集」

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前編からのつづきです。

気仙沼から岩手県陸前高田市へ向かう道中もまだ震災当時の建物が各所に残っています。

写真だけではやはり伝わりきらない部分もあるので、現地に来て自分の目で直接見ると復興はまだ終わってないことを実感します。



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駐車場から1km弱の場所に奇跡の一本松はあり、この時期だと17時以降は橋の途中のフェンスが施錠されるのですぐ近くまでは見に行けませんでしたが、日没から21時頃までライトアップされるようです。

一本松の後ろに見える建物はユースホステルです。

この辺り一帯は約7万本の松がある景勝地だったとのことで、津波によって景色が一変してしまったとは全く想像ができませんでした。



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津波の脅威を物語っています。



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再び気仙沼に戻り、この日は楽天トラベルを使って予約した崎野屋という民宿に一泊することに。

お値段はリーズナブルな上に部屋は広々としていて、大浴場も付いていてオススメです!

岩井崎という海岸に近い場所にあり、辺りは街灯も少なく、月が出ていなかったこともあって星が凄く綺麗でした。



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お風呂で汗を流した後は気仙沼の中心部に向かい、「居酒屋たすく」というお店にお邪魔させていただきました。

昨年訪れた時は復興商店街の一角にあり、商店街の閉鎖が決まった後は移転されて、何と偶然にもともしびプロジェクトのキャンドル工房から徒歩圏内の場所にありました。

昨年お話を伺った時は移転場所がまだ決まっていないとのことだったのですが、事前にインターネットで調べたら見つけることができました。



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メカジキの刺身!

気仙沼には美味しい海産物が本当にたくさんあります。



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(お酒を飲んで眠気もピークに達し、重力と共に堕ちていった広崎氏)

自分も結構酔っ払って気分が良くなってしまい、色々と過去の出来事をペラペラと喋ってしまいました。。。それでもまだ序の口ではありますが。笑

4人の中でのパンクスの称号(不名誉な方の)をいただきました。

お酒の力を借りて普段お互いが感じていたこともこの機会に言えたんじゃないかなと思います。



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たすくのママさんと。

昨年と同様に今回も手厚いサービスをたくさんしていただき、最終的には大夢くんが両手に持っているホヤぼーやの人形と特製珈琲焼酎をペットボトルでいただいてしまいました…。

「復興灯火」の歌詞に出てくる『縁もゆかりもない僕達を温かく優しく迎えてくれた』は、昨年たすくさんに訪れた経験のことを書いています。

この後は宿に戻り就寝。
(他の3人は宿に戻ってからもしばらく飲んでいたみたいです)



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3月11日(日)の朝。

7時に朝食をいただき、チェックアウトした後は宿から歩いて行ける場所にあった琴平神社に参拝。



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三陸復興国立公園も民宿から徒歩圏内に。



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公園内には歴代横綱で一番背の低かった気仙沼出身の力士、秀ノ山雷五郎の銅像や、津波の被害から奇跡的に一部が残った龍の松があります。





岩と岩の隙間に波が押し寄せることで水しぶきが舞い上がる潮吹岩。

しばらく見惚れてしまうほど美しい海岸線でした。



以前整体の仕事をしていた時に整体のボランティアで偶然にも気仙沼に訪れたことがあり、実はこの場所にも来たことがあります。

その時同行した整体の先輩がギターボーカルを務める静岡のバンド「RATB」。

RATBが東北復興支援のチャリティーライブを毎年静岡のライブハウスで主催していて、諸事情でできなかった年から引き継ぐようにして名古屋でも開催しようと思い立ったのが全ての始まり。

そこからご縁が繋がりに繋がって、導かれるかのようにこの場所に戻ってきて、当時のことを思うと感慨深くなります。



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RATBの想いは今も胸に。

先輩が『また一緒に東北に行こう』と言ってくれた約束を果たすまで走り続けます。


後編へつづく。



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