5月26日

 

家から遠くないのに、なかなか再訪できずにいた御池林道。

ブログを読み返すと、前回訪ねたのは2012年4月だった。

 

ハンドルが向かない理由は、ちょっと危険なコースなんだよね。

折角32Cのグラベルだし、久しぶりに行ってみるか。

 

 

  多賀町霜ヶ原から林道御池線

 

滋賀県と三重県の間にある鈴鹿山地。

最も標高の高い御池岳の渓谷を走るのが御池林道だ。

 

多賀町霜ヶ原の集落から林道御池線を走って、ピークのミノガ峠へ向かう。

峠から東近江市側が御池林道となり、国道421号線に合流するまでの約30kmがアドベンチャールートと言える。

 

 

 

林道御池線に入ると、直ぐに危険が一杯の案内看板。

 

危険なルートと思う理由の①

鈴鹿山地の滋賀県側には、三重県側の迷い熊が来るのだそうだ。

 

 

今日の熊対策は、ハンドルのベルのみ。

直ぐに親指が攣ってしまった。

 

上り区間は約10キロだ。

途中でびわ湖を一望する景色が広がった。

 

この谷を上り詰めるとミノガ峠。

鳥の鳴き声とタイヤの転がる音、自分の呼吸だけが聞こえる。

林道サイクリングの醍醐味だ。

 

 

  ミノガ峠から御池林道

 

ミノガ峠 標高781m。霜ヶ原集落から約90分だった。

 

ここから東近江市側の延長21.7kmが御池林道だ。

 

危険なルートだと思う理由の②

尖った岩の落石が多く、パンクリスクが高い。

携帯が圏外で繋がらないことも。

 

御池岳方面を望む。

 

危険なルートだと思う理由③

前回、猿に襲われたのだが、今日は全く見かけなかったな。

 

それよりも、こちらの方がデンジャラスだ。

令和5年8月24日の豪雨被害で、道路が崩落していた。

どうりで1台の車も来ないはずだ。

 

御池川の渓谷に沿って延々と下って行く。

御池林道の東近江市側は、この御池岳登山口から通行止めだった。

 

峠から約21kmの林道終点。

 

 

  木地師の里 君ヶ畑・政所

 

峠から下って君ヶ畑の集落。

轆轤を使った木工品、お椀やお盆を作る木地師発祥の地だ。

トタンの茅葺屋根が鬼滅の刃に出てきた刀鍛冶の里みたい。

 

政所茶の産地、政所集落。

 

国道421号線の『道の駅奥永源寺渓流の里』でランチタイム。

ココは平成15年に閉校した政所中学校の校舎を利用した道の駅だ。

 

 

前回は永源寺ダムカレーを頂いたので、今回は岩魚天丼にしよう。

 

ご飯の量は少ないのに、天ぷらが多すぎやな。

しばらく消化不良でお腹が張ったままだった。

 

永源寺ダムは車の通らない右岸を行く。

対岸からは、大きな車の音が聞こえるけどね。

 

12年振りの御池林道だったが、道路の崩落状況では復旧工事にはかなり時間がかかりそうだ。

もう一度訪ねるとしたら、12年後の2036年かもしれない。

 

 

 

約80km走行 

 

 

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