12月3日
濃尾平野は、揖斐川・長良川・木曽川の木曽三川が作る広大な平野だ。
天気予報では滋賀県より降水確率が低く、紀行も温暖だ。
最寄り駅の彦根駅から大垣駅までの乗車時間は約50分と意外と近い。
三重県北部から岐阜県南部、愛知県西部に広がる平坦路天国は、サイクリング向きのエリアだと思う。
ロームカウチ ストリートアーチスト
『小川亮さん』はステンシルによるウォールアーチスト。
ロームカウチ(RoamCouchi)の名前で活動を行っている。
2014年から、出身地の安八町周辺で無償のウォールアートを描く活動の『Emotional Bridge Project』を行っていて、周辺の倉庫やコンテナに描かれるウォールアート作品を観る事ができる。
前回の訪問から約2年経つので、以降に描かれた作品を見に再訪する事にした。
TAKE MY HERT
LETHAL WEAPON
WHEN YOU WISH UPON A STAR / VENICE
GROUND ART WALL
WHEN YOU WISH UPON A STAR / PARIS
RAIN CALLER
作品はすべて型紙を使ったステンシルで描かれている。
近くで見るとすごく細かいデザインだ。
YELLOW MAGIC ORCHESTRA
RAINBOW INC / BROOKLYN BRIDGE
WHEN YOU WISH UPON A STAR / OXFORD
WE LIVE HERE
大垣市内と安八町内に現在18枚の『ロームカウチ』ウォールアート作品を見る事ができるはずです。
大垣駅からスタートしてウォールアート巡りだけをするなら、約20キロのサイクリングコースになります。
前回のロームカウチ作品巡り記事はコチラ
ロームカウチHP
旧揖斐川橋梁とねじりまんぽ
東海道本線の新橋から神戸までの全線開通は1889年(明治22年)
岐阜ー大垣間の揖斐川を渡る『旧揖斐川橋梁』は、1887年(明治20年)の開通だ。
外国人技術者ポーナルの設計で、5連ダブルワーレントラスの鉄橋は、当時の場所に当時のまま残っていて、国指定重要文化財に指定されている。
瑞穂ー大垣区間にねじりまんぽを2か所確認している。
ねじりまんぽとは、鉄道に対して斜めにトンネルが交わる時、積まれたレンガが斜めに積み上げられる事によって、目地がねじれている煉瓦斜架拱の事。
田中吹橋梁、みごとなねじれでした。
西中野渡船場と木曽・長良背割り堤
他の人のサイクリングブログを読ませてもらって、興味を持った記事を『いつか行きたい所リスト』にメモっている。
もう10年以上読ませてもらっていて、私が勝手に心の友と呼んでいるKorashoさんが、またオモロな所に行ってたので、早速トレースさせてもらった。
安八町から県道18号線を走り、長良川の羽島大橋と木曽川の濃尾大橋を渡って愛知県に入る。
木曽川左岸を南下すると『西中野渡船場』
愛知県営で、県道羽島稲沢線の扱いの渡船だ。
愛知県側に事務所があり、係の人に声を掛けると乗船させてもらえる。
救命胴着を着用して対岸まで川幅約800mを渡る。船外機付きの渡船は結構なスピード感だ。
岐阜県側から乗りたい時は、竿に旗を上げると迎えに来てくれるんだって。
親子が折り返しの渡船に乗って行きました。
木曽川右岸を南下すると、そのまま長良川との堤になる。
明治のお抱え土木技師『ヨハネス・デ・レーケ』の木曽三川分流工事の場所。
木曽・長良背割り堤は木曽川大堰から長良川大橋まで約12キロが堤防上の道で、車が来ない快適な道だった。
帰路は、養老鉄道の多度駅からサイクルトレイン。
大垣駅まで乗車券700円で自転車は無料。
平坦路の多い濃尾平野は、やはりサイクリングし易いエリアだと思う。
雪が降ったり北風が強かったりする冬の時期は、輪行袋を活用すればいいかもしれない。
約50キロ走行
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