シャングリ・ラ(池上永一)




シャングリ・ラシャングリ・ラ
2,052円
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21世紀半ば、世界の経済市場は株価から炭素へ。東京都は地上を森林化して、空中都市アトラスを建設。超スーパーコンピュータに管理された未来の東京を舞台にしたSF。なんだけど。

このかたの作品は全部沖縄が舞台と思っていたからあらびっくり。東京かー!



前半は、この独特な世界について描かれていくけど、正直あんまり面白くなくて、なんか疲れるなあ、というかんじ。(世界の経済とかに興味がないから楽しめなかっただけかも?(^◇^;))


上巻の最後あたりでぐわーっときて、下巻はアララあらまどったんばったん。ドカンドカンと相変わらずの、漫画みたいな小説。



このおはなしのなかで描かれる

温暖化で熱帯化した、東京。

遺伝子操作で暴走する植物。

自然界からの逆襲。



人間よりも高度な知能を持った、制御不能の超スーパーコンピュータ。


(このままいくと、いつかもしかしてそんなことになっちゃうかもねー?)ふはは



後半はキタキター(笑)DRAGON BALLばりの超人てき有り得ない展開(笑)

私は好きだ。ありえなすぎて、あほかー!なんじゃそらー!みたいなやつ。



モモコは素敵。


小夜子は泣ける。

人としてイチバン成長したのは、美邦。

このチーム、よかったなあ。


そうそう、ミーコが生きててよかったよ。



なかなか読み進まなくて、長いことかかった。



その間に、シャングリラなかたが逮捕され


あら、シャングリラ繋がりかなと思ったら



最後の一行は改元で


あらまあ、タイムリー。




読み終わったらなんかちょっとさみしい。お気に入りのアニメが最終回で、あー終わっちゃったなあっていう感じと同じかんじ。これ、漫画化、アニメ化されているのかー!ちょっときになる!