シャングリ・ラ(池上永一)
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21世紀半ば、世界の経済市場は株価から炭素へ。東京都は地上を森林化して、空中都市アトラスを建設。超スーパーコンピュータに管理された未来の東京を舞台にしたSF。なんだけど。
このかたの作品は全部沖縄が舞台と思っていたからあらびっくり。東京かー!
前半は、この独特な世界について描かれていくけど、正直あんまり面白くなくて、なんか疲れるなあ、というかんじ。(世界の経済とかに興味がないから楽しめなかっただけかも?(^◇^;))
上巻の最後あたりでぐわーっときて、下巻はアララあらまどったんばったん。ドカンドカンと相変わらずの、漫画みたいな小説。
このおはなしのなかで描かれる
温暖化で熱帯化した、東京。
遺伝子操作で暴走する植物。
自然界からの逆襲。
人間よりも高度な知能を持った、制御不能の超スーパーコンピュータ。
(このままいくと、いつかもしかしてそんなことになっちゃうかもねー?)ふはは
後半はキタキター(笑)DRAGON BALLばりの超人てき有り得ない展開(笑)
私は好きだ。ありえなすぎて、あほかー!なんじゃそらー!みたいなやつ。
モモコは素敵。
小夜子は泣ける。
人としてイチバン成長したのは、美邦。
このチーム、よかったなあ。
そうそう、ミーコが生きててよかったよ。
なかなか読み進まなくて、長いことかかった。
その間に、シャングリラなかたが逮捕され
あら、シャングリラ繋がりかなと思ったら
最後の一行は改元で
あらまあ、タイムリー。
読み終わったらなんかちょっとさみしい。お気に入りのアニメが最終回で、あー終わっちゃったなあっていう感じと同じかんじ。これ、漫画化、アニメ化されているのかー!ちょっときになる!




