今回お世話になるのはこちら「西村屋本館」です。
城崎にはこれまで何度も訪れていますが、ここに泊まるのは初めて。
創業150年という純和風の旅館で、山門風の玄関に威圧感すら感じました。
まずはロビーでチェックイン。
木造建築の何とも言えない味わいがありますね。
そのあと館内の説明を受けた後、部屋まで案内していただきました。
僕たちは平田館という別棟の2F、光琳というお部屋です。
これがまた入り組んでいるのですよ。
何度も曲がるし、階段を上ったり下ったり。
宿の人も「お部屋が分からなくなるお客様も少なくありません」と言っていました。
入り口を入ると上がり框に二畳ほどの踏み込みが。
その奥が8畳の和室。
床の間はこんな感じ。
窓側は広縁になっています。
窓からはロープウェイ乗場が見えました。
「鴻の湯」もすぐ隣にあります。
えっ、さっきまでいた場所じゃない?
苦笑いしながら「奥へ奥へと伸びてしまって」と宿の方。
どうやらこの別棟を建てるとき、すでに両隣は別の旅館で埋まっていたものだから、奥行を伸ばす形で増築したようです。
GoogleMAPを使って位置関係を把握してみましょう。
オレンジの線で囲んだところが「西村屋本館」です。
今回僕たちが泊まったのがここ、本当に「鴻の湯」のすぐ横ですね。
外から見てもお店や他の旅館が立ち並んでいるので、ここが西村屋だとは気付きませんでした。
お部屋で冷たいお茶とお菓子をいただいた後は、外湯巡りにでも出かけましょう。
栃の羊羹と、丸いのはこの地方のお盆菓子だそうです。
どちらもあっさりしていておいしかったですよ。