2015年8月25日 CT検査および結果 | 精巣腫瘍になった33歳の闘病日記

精巣腫瘍になった33歳の闘病日記

33歳で精巣腫瘍が判明し、摘出手術や化学療法などの闘病日記です。
他の方のブログを参考にさせていただき、かつ、勇気づけられたこともあり、記録しようと考えました。同じ境遇の方のお役に立てれば幸いです。

午前中は会社に行き、念のためいつからでも休める準備をしておく。
幸いにも、繁忙期ではないため、チームの同僚や上司に、引継ぎ事項を説明し、ある程度の準備は整う。
特に同僚(先輩)は、自分の病気を自分のことのように心配してくれる。
この先輩(S先輩と呼ぶ。)とは、なぜか馬が合い、本音での付き合いをしてくれる。
会社生活の先輩としてお世話になりながらも、今の業務は自分の方がやや長いこともあり、持ちつ、持たれつみたいなところがあり、すごくよい関係。(と、自分では思っている。)
後輩に対して、自分はあまり積極的にはかかわり切れてなかったことを反省しつつ、S先輩に感謝。

そんなこんなで再び病院に行き、検査を受ける。
造影剤とやらを入れると体がポカポカしてくる。あっという間にCTが終わり、診察を待つ。
「お入りください。」と、診察室に入ると、初めてみる先生もいる。間髪入れずに触診が始まり、「これは間違いないね。」と一言。
他の先生はここで退席し、初診でお世話になったY先生による診察。
・小さいので、自信が持てない部分もあったが、上の先生も同意見であった。
・肝心のCT結果は、目に見えるレベルでの転移は認められない。
・おそらくステージⅠである。悪性かどうかは摘出してみないと分からないが、摘出しておくべき。
・摘出さえすれば、あとは経過観察で、定期的に血液検査などを継続すればよいだろう。

矢継ぎ早に説明を受け、若干混乱するも、思っていたほど重症ではないものと認識。

すぐにでも入院できる旨を伝えるも、「このレベルならば焦らなくても、9月に入ってからで十分。」との回答。当初は中旬を勧められるも、一刻も早く摘出したい旨を伝え、9月3日に手術することが決まる。

その日はちょっと晴れやかな気分で帰路につく。
そう、この時点では。。。