「地盤」については「周辺環境」も含めて考えよう | nikkenwoodのブログ

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(今年7月、西日本全域で豪雨による水害が発生しました。被害に遭われました皆さまには、心よりお見舞いを申し上げます)

 

西日本全域で発生した豪雨は「平成最悪」と言われる大きな被害をもたらしました。中でも被害が大きかったのは広島県ですが、その理由として現地特有の軟弱な地盤があったと専門家は指摘しています。

 

その広島県で見られる軟弱な地盤とは、花崗岩が風化してできた「真砂土」というもの。山林の表層に見られるそれらの土壌が、今回の集中豪雨により山の斜面を滑り落ちる「表層崩壊」という現象を多数引き起こしたと見られています。

 

従来の「地盤診断」は主に建物を建てる土地の頑丈さを調査するものでしたが、今回の被害を踏まえれば、周辺環境の調査の重要性がますます高まったと言えるでしょう。どれほど建物の建っている土地が頑丈でも、そこに土石流が押し寄せればひとたまりもありません。

 

そのような周辺の地質や環境も含めた土地の調査は、なかなか一般の方だけでは難しいものです。ぜひ土地選び・住宅選びの際は、まずお近くの工務店など専門家に相談してみてくださいね。

 

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