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2006年02月22日

大証「クオカード」贈呈 -優待?-

テーマ:企業・財務・投資
-22日17面-

大阪証券取引所は21日、1株以上を保有する株主に2千円分のクオカードを贈呈する株主優待制度を導入すると発表しました。3月31日時点の株主が対象で、6月の株主総会終了後に贈呈します。クオカードはコンビニエンスストアやガソリンスタンドなどで利用できるプリペイドカードです。


最近は個人株主を増やそうということで、あれこれ工夫した株主優待制度を導入する企業も少なくないようです。

自社の製品や商品、あるいはサービスの優待券などが多いのですが、なかには地元の名産品を送付する企業や、あるいは「米○キログラム」なんてのもあって、四季報の株主優待一覧を見ながら、いったいこの企業はなんでこんなものを優待品に選んだんだとおかしく思うこともあります。

そんな流れの中で大証も「クオカード」を贈呈、というわけなのですが・・・


なんですかね、これ?


いや、工夫してないとかひねりがないとか、そういう問題じゃないです。
だってこれ、


事実上のキャッシュ


じゃないですか。
配当金以外に、プリペイドカードの名を借りた「キャッシュ」をもらえちゃうっていうんですよ。
これは問題ですって。

株主優待制度は本来、自社のサービスを利用する際に株主として優遇したり、あるいは株主に自社製品やサービスを理解してもらおうという趣旨であったはずです。
多少逸れては来ていますが、やはり原則としてはそうあるべきです。

それがこともあろうか、「クオカード」ですよ。

いや、別にクオカードだからどうだといってるんじゃないですよ、たしかにクオカードとか図書カードとか、ひと昔前ならテレホンカードとか、そんなプリペイドカード類を贈呈する企業もあるのですが、でもやっぱりそんなの全部まとめておかしいです。

以前から株主優待については、「株数」ではなく株主の「頭数」に比例してなされるのは株主平等の原則に反するのではないかという議論があり、たしか今のところ、合理的な範囲ならオッケーと解釈されているような感じだと思うのですが、はたしてプリペイドカード類は合理的ものなのでしょうか。

もしも「1株以上の株主には配当金のほかに、1人につき2000円の金一封を贈呈」、ならどうなのでしょう。
こんなのがアウトとなるだろうことは一目瞭然ですよね。
機関投資家や外国人投資家が黙っていませんよ。
でもそれがプリペイドカードとなるとセーフになるっていうんですよ。

じゃあ、エディカードやお財布ケータイの2000円分のチャージ券ならどうでしょう?
うわ、微妙ですね。
こんなの、そもそも株主優待に関するきっちりした判例がない(たしか)んですから、判断できませんよ。
これからキャッシュの定義がどんどん変わっていくであろう時代、ますます判断に困るものも出てくるでしょう。

プリペイドカード贈呈の株主優待などというのは、そういう曖昧で厄介な問題を抱えていると思うのですが、そういう疑問符つきの株主優待を、よりによって証券取引所がやろうってんですから、これまたどうしたものかと思わざるを得ません。

株主優待制度自体は悪い制度だとは思わないのですが、趣旨を逸脱していると思われるものについては、いくら個人株主を呼び込みたいといってもあまり賛成できるものではありません。
ましてや単なるキャッシュといえるものについてはむしろ「反対」です。
やるべきではないと思います。
法律で規制しろとまではいいませんが、強制力はなくとも、当局もなんらかのガイドラインを示してもいいのではないかとさえ思っております。

たとえば、自社の製商品やサービスと関係ない金券・プリペイドカード類については株主平等の原則の観点から好ましいとはいえない、とか。

どうせそもそもの解釈が曖昧なんですし。

といっても、最近は自社サービスってのも曖昧ですし、自分とこのサービスで使えるプリペイドカードなんかでよそでもお買い物ができたりして、なんとも線引きが難しくなってますね。
たとえばJR東日本のチャージ式ICカード「スイカ(Suica)」なんて一部のコンビニでも使えたりして、ますます解釈が難しいところでしょう。
そのうち、

「JR東日本、株主優待として1株以上の株主に5000円分のスイカを贈呈」

なんてなったりして、優待につられて買ってみると・・・


大玉3つ
どうやって食えってんだよ、チキショー!!

カブヌシはカブトムシじゃねえっての。


・・・まあそっちのスイカなら賞味期限以外の問題はなさそうですけどね。
株主優待の意味はともかくとして。


※JR東日本は現在は自社の運賃や系列ホテルの優待割引券です。
※カブトムシにスイカをやるとお腹を壊すらしいのでやめたほうがいいです。
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2006年02月17日

決算発表、45日以内に -適時-

テーマ:企業・財務・投資
2007年3月期から 迅速な開示促す -17日1面-

東京証券取引所は3月にも上場企業に対し、期末から45日以内に決算発表をするよう要請します。これまでは60日以内に発表すればよいというのが慣例で、50日程度かかる企業が多くありました。2007年3月期からの適用を目指します。


実はここのところも12月決算企業の本決算や3月決算企業の第3四半期決算の発表が相次いでいます。
といってもたいがいのめぼしい企業、言い換えると情報開示に積極的な優良企業のほとんどはとっくに発表を終えており、今ごろ12月分の決算を発表している企業はぶっちゃけ雑魚キャラ 、記者にとってそれほど投資対象として魅力的な企業でない場合が多いのも事実です。
発表されれば一応チェックはしても、イマイチ2月上旬くらいまでの気合が入らないことは否めません。

まあ発表が早ければいいというわけでもありませんが、とりあえず昨年各企業が決算発表までどの程度の日数を要していたかを見てみましょう。




日経新聞より



おおお。
てっきりたいがいの企業は40日くらいで発表しているのかと思いきや、45日以上かかった企業の多いこと多いこと。
そういえば去年はたしかメガバンクなんかの決算も5月の20日以降(51~55日)でしたっけ。
その他大勢も引き連れながら、主力株の中で一番最後にのっしのっしやってくるボスキャラが銀行株だったといえるのでしょうか。

でもハイテクや自動車のような華々しめの国際優良企業の決算発表が早い(20日から40日程度)もんで、シーズン的にはそこでひととおり盛り上がりが終わっちゃう上に、銀行の決算って眺めて見ててもあんまり楽しくないので、どうも後半は見るほうもテンションが上がらなくなってしまうんですね。

おまけに最近の四半期決算なんかを見ていると、メガバンクなんかもIRに積極的になったせいかけっこう発表が早めになっていて、12月第3四半期分は今月15日までにみな発表済みで、この時期(2月後半)発表している企業にはいよいよ影が薄い企業が多くなっていたりする傾向もあるのです。

それが今度は早く発表しろってことでどっと前倒しで発表されることになるのでしょうが、でもそれはこちらにとっては正直きついですよ。
今までは前半戦はそれほど発表企業数が多くない中で主力企業や興味のある企業をしっかり見ていけばよかったのが、今度からは数をこなすのと並行しなければならないのですから。

同時に今まで後半戦で地味にいい決算を発表していたような企業にとっても困ったことかもしれませんよ。
ちょっとやそっといい決算を出しても、トヨタやホンダ、松下やソニーと同じ時期に発表されたら、あまり注目されなくなってしまいますから。

たしかに迅速な開示は投資家にとって重要ですけど、一時期に集中しすぎるってのもそれはそれで投資家にとってプラスかどうかもわかりませんね。


ん?


まてよ。
ここですよ。
こんな穴場があるじゃないですか!





今後、好決算を発表するつもりで注目を浴びたい企業の方々!
ぜひとも決算発表は31日目から35日目に発表してください!!

えっと、3月31日から起算して、31日目から35日目というと・・・


ゴールデンウィーク真っ只中じゃねえかよ。


ま、それはそれで非常識な企業としては注目されるかもしれませんが・・・。
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2006年02月17日

TOB断念後 46%に買い増し -元祖-

テーマ:企業・財務・投資
ドン・キホーテ/オリジン -16日1、11面、17日3、11面-

ディスカウントストア大手のドン・キホーテは15日、持ち帰り弁当チェーン、オリジン東秀の株式を46.21%まで買い増したと発表しました。オリジンに対する敵対的TOB(株式の公開買付け)が失敗に終わった9日以降、市場で15%強の株式を取得しています。オリジン東秀は「公開買付け制度の趣旨に反している」と主張しており、TOBのあり方をめぐる議論にも影響を与えそうです。


何かと世間を騒がせる企業というとライブドア、というイメージが定着してしまった昨今ですが、ライブドアほどの派手さはないものの常に物議をかもしてきた企業がドン・キホーテ。
ライブドアのように市場や既存の業界ではなく、住民を相手に騒ぎを起すことが多かった同社が、捕まったホリエモン代わりというわけではないのでしょうが、とうとう市場でも暴れだしました。

一応は提携関係にあったオリジンに敵対的買収を仕掛け、「ホワイトナイト」イオンの登場で断念せざるをえなくなったかに見えましたが、法制度もしくは法解釈のすきまをついて再び攻勢をかけているのであります。

発行済み株式の3分の1以上の取得を目的に市場から株を買い付ける際にはTOB、すなわち買付け価格と時期を公表して売ってくれる人を募る形をとらなければならないのですが、今回ドンキは結果的にTOBではない形で市場で合計46%を取得しました。
一見アウトのようですが、しかしTOB失敗前の買付けとTOB失敗後の買付けは別個の行為だからこの規制対象には当たらない、というのがドンキの主張のようです。

正直、このあたりの法制度については記者もよく知りません。
解釈次第となるとグレーな部分のような気もしますが、しかしドンキ側の見方ははっきりしているようです。


 ―― 株式市場の外で発行済み株式の3分の1近くまで買い、さらに市場で3分の1超まで買い進めるというのは脱法行為だとの議論もある。
ドンキ側弁護士 「ドン・キホーテがオリジン東秀の発行済み株式の3分の1未満を買った時点では、あくまでもTOBをしようとの気持ちだったし、実際に行った。一連の行為とは言えず、(脱法行為には)あたらない。資本市場にはルールがあり、現在あるルールを守っていれば、グレーという議論にはならない。今回のケースは真っ白
 ―― TOB失敗後の市場での買い付けについて、TOB開始前から意図して実施した場合はどうか?
弁護士 「グレーだと思う」



お、お、おいおい、「真っ白」っていった尻からいきなりグレーの議論ができてるじゃないの・・・。

その時の気持ち次第だというなら、明確に検証できない以上、「いやあ、違うっていうけど、ほんとはちょっぴりそんなこと考えてたんじゃないの?」という議論にもなるわけで、「真っ白」がグレーがかって見えてもやむを得ないところでありましょう。

さらに・・・


 ―― ライブドアのニッポン放送株取得も当時はルールの範囲内だった。
弁護士 「ライブドアの案件はわれわれの認識では違法だ。今回の件では市場で買って何が悪いのだろうかという素朴な疑問がある」



うーん、見事な開き直り。
ついでとばかり、一見同じ穴の何とかに見えそうなライブドアまでばっさりです。
さすが強面社長のところの弁護士は違います。

記者は今回の件が違法かどうかについて判断することはできませんが、当のオリジン側さえ「制度の趣旨に反する」と反発しているところを見ると、少なくともはっきり違法とはいえない部分なのでしょう。
それにそもそもすでに約30%の大株主となっていたドンキを無視して対抗的にしかけたイオン側のTOBに無理があった、というドンキ側の主張にも一理あります。

市場の反応はドンキ、オリジン両者に対しネガティブなもの(売られた)でしたが、この先どう決着するのか、見当がつきません。
が、早期の法的決着でもない限り、イオンにしろオリジンにしろ、現実的にドンキとの交渉抜きに話を進めるのは無理だということは間違いないでしょう。
成り行きに注目したいところです。


それにしてもライブドア亡き後(?)、マーケットのお騒がせもドンキにお任せとなるのでしょうか。
ずばりポイントは、


あの安田会長に可愛いニックネームがつくかどうか」


そうに違いありません・・・。
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2006年02月16日

神戸空港1番機離陸 -山、海へ行く-

テーマ:産業
旅客争奪競争激しく -16日1面他、夕1面他-

神戸市のポートアイランド沖に完成した神戸空港が16日、開港しました。午前7時すぎには航空3社の1番機がそれぞれ飛び立ち、関空、伊丹とともに関西は名実ともに「3空港時代」を迎えました。


♪ポートーピアー・・・ふひひはふへらほれー

サビの部分すら何といっているのかよく分からなかったゴダイゴのテーマソングで盛り上がったポートピア’81は、ポートアイランド1期工事の完成イベントでありました。

当時記者は小学校高学年でしたが、何度も通ってほぼ全館制覇ことは覚えていても、パビリオンで何が展示されていたのかはちっとも覚えておりません。
ただ唯一、大阪ガスのパビリオン内のボックスに、蜃気楼のようにゆらゆらと映る「ワンダくん」という人形がいたことだけは覚えています。

すぐ目の前の空中に映っている画像、そこへ手を伸ばしてつかんでもつかめないというイライラさせるものでしたが、遠足で来ていた記者、脇に書かれた「つかめるかな?」という文字に挑発されないわけがありません。
これは忍術と同じ、必ずどこか近くに「実体」が隠れているはずだという子供らしい推理は結果的に当たっていました。身を乗り出して台の下に隠されていた「本物の人形」をひっつかんでガッツポーズをしたところ、係員が血相を変えて飛んできたという実に好奇心旺盛な少年らしいエピソードを残したのであります。
先生にとってはもっとも引率したくない児童であったことでしょう。

とまあ記者の思い出話はさておき、昨年開港したセントレア空港と違ってポートピアだか万博だかのような派手なイベントが今年行われるわけではありませんが、とにかく神戸空港は16日に開港したのです。

でも、地元神戸出身者でも思うのですが・・・


いるんか、これ?


かなり無駄やろ。
万博はともかく、トヨタもいない関西地区に3つ目の空港作って黒字にできるんか?
こんなもんせっせこ作っとらんと、もっとまっとうな震災の復興に力を入れといたほうがよかったんとちゃうんか。
だいたい空港が欲しけりゃ、何年も前に関空をきっちり誘致しとけばよかったやろ。

ていうか、記者も知りませんでしたが、16日付の社説によるとそもそも神戸は環境問題などを理由に関空の候補地から辞退していたというではないですか。
なにやってんですかねえ。
そうでなくても神戸市の財政事情もかなりしんどいっちゅうのにねえ。
この上お荷物抱え込むことになってもしょうがないでしょうにねえ。
空港はつくってしまえばあとは国が面倒を見てくれるとでも思ってるんでしょうかねえ。

副題の、

「山、海へ行く」

これはポーアイについて、山の土砂を削って海に巨大な人工島をつくる一大事業を誇らしげに表した言葉でしたが、この空港はさしずめ「山、海へ行って空を仰ぐ」といったところなのでしょうか。

無理して山を海にやって空港を浮かべて、街ごと沈んでしまうようなことがないよう祈るのみであります。
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2006年02月16日

遅延発生中。

テーマ:本紙記者・編集より
このところ本紙の更新が遅れています。

成り行き注文を出して約定が返ってくるのが30分後大証並みの遅延です。

そうです、実は本当は記者は更新しているのに、大証のシステムのせいでみなさまの画面には更新が反映されていないのです。
どうやら4、5日後か1週間後くらいには反映されてくるのではないか・・・


んなわけないです。
こんなブログが大証のシステムを経由して更新される訳はありません。
記者のせいです。
今週は仕事と飲み会であっぷあっぷあっぷっぷなのです。

こんな状態にもかかわらず、訪問していただいたり、ましてや過去記事にコメントをくださるみなさまにはお礼の言葉もございません。

しんどいからと放っておくと「愛ルケ」が溜まってどんどん余計にしんどくなった以前と違うためついつい楽をしてしまっておりますが、なし崩し的に廃刊にするというわけではございません。
今日はどうだかわかりませんがまたぼちぼち書きますので、今後ともよろしくお願いします。

にっけい  
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2006年02月10日

戸建てリフォーム「制震」広がる -無責任-

テーマ:消費
耐震に“上乗せ” 家具転倒を防止 -35面-

大地震に備え、戸建て住宅のリフォーム需要が拡大しています。東海地震などを想定した被害予測の発表やマンションの耐震強度偽装事件をうけて、2005年の耐震診断件数や工事件数は大幅に増加。従来型の耐震工事にとどまらず、家具の転倒などを防ぐ効果がある「制震」に消費者の関心が向いています。住宅大手は相次いで制震装置を市場に投入しています。


家をお持ちのみなさんも、これから購入を考えるみなさんも、地震に対しては敏感になっているようであります。

そこで、というわけではないですが、この記事とは直接関係ありませんが、いやまったく関係のない話ではないのですが、本日、マーケットの片隅ではちょっとした噂が流れておりまして・・・

いわく・・・



富士山が噴火する。



え?

見えませんか?
いや、おおっぴらにいうのも恥ずかしい内容なもんで。
でもいちおう、見えなかった人のために見やすい文字で表示しますよ。



富士山が噴火する。



・・・。

いや、みなさん落ち着いてくださいよ。
記者もいたずらに不安を煽るために記事を書いているんじゃないですから。
まあ、ネタとしてきいてくださいな。

とにかくごく一部でですが、そんな噂が話題になっていたのは事実なんです。
記者のもとに2、3通ほど「富士山噴火が話題」というようなメールが届いたんです。

でも、いつ噴火するのかとか、何が根拠だとか、そんなことにはまったく触れていません。
もしかしたらそういう情報もあったのかもしれませんが、記者のところにきたメールにはそこまではありませんでした。
ただ、話題になっている、と。

もちろん出処も不明・・・というか、極めてあいまいながら何となく出処はわかるといえるのでしょうか?
こんな感じです。


「外国人投資家のあいだで話題」。


・・・。


なんでガイジンなんだよ、富士山噴火を語っているのが。
きょう、株は売られてたけど、風説の流布じゃねえのか?
いや、まさかそれで株を売るヤツがいるとも思えんけどよ・・・。


うーん、黄金の国ジパング、スシを食べてゲイシャガールを眺めたら、あとはフジヤマが噴火するだけだぜ、ひゃっほーう、みたいな感覚なんでしょうか・・・。


週明け、なんでそんな話が出ていたのかとか分かれば、コメント欄にでも付け加えましょうかね。
まあなんやかんやいっても、こんなふうにアヤシイ話題が飛び交うのもまた、株式市場の醍醐味なのであります・・・。




ご注意:本記事は「富士山が噴火する」ということを伝えるためのものではなく、「そんなわけのわからない情報が流れていた」ということを伝えているものであります。
誤解のないよう、よろしくお願いします。
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2006年02月09日

「スーパーカブ」生産5000万台 -じわじわ-

テーマ:企業・財務・投資
ホンダ、発売から47年 -9面-

ホンダは8日、排気量50㏄などの小型二輪車「スーパーカブ」の世界生産累計台数が昨年末時点で5千万台を突破したと発表しました。スーパーカブはホンダ創業者の故本田宗一郎氏が開発し、1958年の発売以来、世界約160カ国で販売されてきたロングセラーです。エンジンを搭載した乗り物で5千万台突破は初めてといいます。
クラッチレバーを使わずに変速できる運転のしやすさと、燃費効率の良い4ストロークエンジンが特徴でアジアを中心にヒットし、現在は生産拠点も13カ国に上りますが、本格的な全面改良はなく、初代モデルの基本設計を現行車も引き継いでいます。2005年度は4-12月期に約500万6千台を生産しました。



す、すごいですね、スーパーカブ。
日本では新聞配達や郵便配達、そば屋の出前、金融機関の集金など業務用に使われるのがほとんどと思われますが、まさか13カ国あわせて3四半期で500万台を生産しているとは思いませんでした。

だって日本で販売されている四輪乗用車ですら、年間で5百万台弱なんですよ。
全世界とはいえ、たった1車種でそれを上回る台数が3四半期で売れているなんて、やっぱりどう考えてもすごいですよ。

ていうか、47年で5千万台なのに、そのうち去年は9ヶ月で500万台って、むしろ思いきりペースが上がってるじゃないですか。

うーん、すごい。
すごすぎます。

だいたい何がすごいって、発売から47年、フルモデルチェンジを一度もしてないってのがすごいですよ。
もはやある種芸術の域に近づいているといっては言い過ぎでしょうか。

ちなみに全長1.8m.、全幅0.66m.のカブを5千万台並べてみるとどうなるのでしょう。
とりあえず縦横に並べていくと・・・

7.2km×8.25kmの大地がカブ一色に染まります。

あるいはひたすら縦に並べていくと・・・

9万km、地球を2周と4分の1です。

お、恐ろしい・・・。
走行距離じゃないですよ。
オートバイが数珠つなぎでこんだけの長さになっちゃうんですから。
もしも走行距離の合計で考えたなら、1台平均2万キロとしても、5000万台合計で1,000,000,000,000キロって、いったいどれくらいの距離だろう?
え?
計算したら0.1光年ですよ。
もう想像がつきませんね。


でもね。
にわかに信じられないじゃないですか、こんなとんでもない台数が売れたなんて言われたって。
アジアでどんだけ人気か知らないけど、まだまだ年間500万台を軽く超えて売れ続けてるって。

ええ。
記者も信じられませんでしたよ、あのDVDを見ていなければ。

「水曜どうでしょう」「原付ベトナム縦断1800キロ」を見ていなければ。

DVDの中身は大泉洋さんとミスター(鈴井貴之さん)がベトナム縦断1800キロをカブで走破するというものなのですが、その道中記はさておき、とにかくさすがに「カブの聖地」ベトナム、半端じゃなくすごいんですよ、カブが。

街中カブだらけ。

交差点はカブオンリー。

車なんてほとんど走ってません。
ひと昔前の中国の自転車のイメージで、カブが我が物顔で走りまくってます。

ベトナムに行ったことがなくても、あのDVDを見ているだけで納得できます。
なるほど、そりゃあ5000万台売れるわな。
年間500万台だって超えるわな、と。

しかしこれだけ世界中で人気のカブですが、残念ながら記者はセグウェイに乗ったことはあってもカブには乗ったことがありません。
十何年か前の就職直後の頃、地方銀行に入行した友人が「毎日カブで集金してるんだぜ」とよく分からない自慢をしていましたが、今頃になってちょっぴり羨ましくなってきました。
週末近所に自動車で出かけるのは地球に優しくないし、置く場所さえあれば買いたいなあというくらいに魅力的に思えてきているほどです。


ということで、本田宗一郎のスピリットが凝縮されている、日本がアジアに誇る超ロングセラー、「スーパーカブ」。
いちおうアフィリエイトを貼っておきましょう。





アフィリエイト提携:楽天市場



うーん、クリックされた方はお分かりになったかと思いますが、一概にカブといってもいろいろあるもんなんですねえ。
けっこう渋いのもあるじゃないですか。
記者はますます欲しくなってしまいました。

いや、たぶん買うことはないと思いますが。


しかし、ほとんど実験気分でアフィリエイトを貼ってはみたけど、さすがにカブを衝動買いする人はいないだろうなあ・・・。
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2006年02月08日

紀子さま第三子ご懐妊 -慶祝-

テーマ:社会
秋ごろ出産の予定 -1面ほか-

宮内庁は7日、秋篠宮紀子さま(39)に「ご懐妊の兆候がある」と発表しました。秋ごろ出産予定とみられます。男子が誕生した場合、現行の皇室典範では、皇位継承順位は皇太子さま(45)、秋篠宮さま(40)に続く第三位となります。


おめでとうございます。
皇室典範改正案の国会提出で揉めているタイミングで政治的にもにぎやかな中、いろいろたいへんかとは思いますが、まずは元気なお子様が生まれになりますことをお祈り申し上げます。


さて、以前記者は皇室典範改正はそもそもさして緊急性のある問題ではなく、拙速は避けるべきだと書いたと思いますが、その一方で仮に男子が誕生しても所詮は何十年かのモラトリアム、恒久的に見直しの必要がなくなるわけではありません。
今国会での法案提出については見送られそうな情勢ですが、今回の慶事とは切り離し、遠い将来をも見すえた改正をじっくりと考えていただきたいと思っております。

しかし本日はそんな政治的な話を煮詰める気はありません。
取り上げるのはこのニュースが伝わった昨日午後からの株式市場の話です。
話題好きの株式市場、当然こんなおめでたい国民的ニュースを放っておくわけがありません。

秋篠宮さまご夫妻は今年の歌会始めでそろって「こうのとり」の舞う歌をお読みになられたそうですが、なんせ昔はその歌会始めの「お題」すら材料にして株を買うこともあったくらいなのです。
来年の歌会始めのお題は「月」だから「月島機械」の株が上がる、いやいや「ムーンバット」のほうが面白い、ええいこの際「明」とか「朝」とか社名に月が入った漢字のある銘柄は全部買っとけ、とかそんな感じだったわけですから。
さすがに最近は真顔でそんなこという人は減りましたが、おそらく今年も業界紙の片隅くらいには話題として載っていたことでしょう。

そんな株式市場に紀子さまご懐妊のニュースが伝わり、物色の矛先が向かったのは「育児関連銘柄」です。
といってももちろん、育児関連消費が増えるとか、関連企業の業績にプラスになるとか、ましてやこれで少子化に歯止めがかかるとか、そんな現実的な期待の話をしているのではありません。
とにかく「ロイヤルベイビー⇒育児関連銘柄」、ただひたすらその連想だけです。

そんなわけでお約束のようにピジョン、西松屋、キムラタンなどの銘柄が物色されましたが、その代表はこの銘柄だったでしょうか。



コンビ(7935)
日足2月8日前場まで、ロイターより


昨日(7日)は前日終値780円から一時ストップ高、100円高の880円まで買われ、本日(8日)は高値909円までつけました。(その後は反落)
まさに祝砲を打ち上げた、というところでしょうか。

出来高もそれまで1日数万株程度だったのが昨日は44万株、本日は前場終了段階で127万株と急増しています。
これももしかしたら、


お~め~で~と~うご~ざ~い~ま~す!
いつもより、多めに回転まわしておりま~す!



というデイトレーダーの心意気なのかもしれません・・・。
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2006年02月07日

東証にシステム改革迫る -きっかけ?-

テーマ:証券
有識者懇 売買単位見直し注文 -7面-

金融庁は6日、証券取引所の経営改革を議論する有識者懇談会の初会合を開きました。取引システムに関する障害が増えていることをふまえて東京、大阪の両証券取引所がシステム処理能力の向上や能力増強に向けた取り組みを報告しました。また株式売買単位の見直しや誤発注を防ぐ仕組みの確立を求める声も出ました。

このところ連日、誤発注の一因として株式売買単位が幾種類にも分かれていることが槍玉にあがっています。
株式の売買に際しては取引単位というのがあるのですが、昔は千株単位が主流でしたが、最近は1株単位から10株、50株、100株、500株、1000株、3000株単位と銘柄によって様々になっており、「プロでも混乱する」というこのことが誤発注を招いているというのです。

しかし本当にそうなのでしょうか。

たしかに、この銘柄は千株単位だっけ、百株単位だっけ、と時に記者も分からないことがありますが、これによって株数を間違えて注文を出すなんてことはありません。
1千万円分の買い注文を出すのに、千株単位だろうが1株単位だろうが、単位が原因で株数を間違えるなんてことは考えられないからです。
仮に千株単位の銘柄を百株単位だと思って100株刻みの注文をしたとても、証券会社の端末が受け付けてくれないのですぐに誤りと気づくので実害は考えられません。
証券会社の担当にしても、売買単位があやふやだからといって客から受けた注文を余分に注文してしまうということもないでしょう。

証券会社の端末の仕様の詳細はわかりませんが、しかし記者が証券会社の発注端末に入力しているトレーダーさんに取材したところ、売買単位数が分かりにくいことが原因で発注ミスをすることは考えにくい、とおっしゃっていました。
証券会社によっては間違えやすい端末があるというならそちらを直せばすむことで、売買単位のほうを見直すというのは筋違いです。

現実的にも銘柄によって1株の株価に数百円から数百万円まで大きな隔たりがあり、現状で売買単位の統一は困難です。100万円の株を百株や千株単位で取引するのは無理な話ですし、逆に1株単位に統一するというのは、議決権を行使できる最低単位を百株や千株にしている企業にとっては問題があります。
上場企業の株券が廃止される2009年以降に向けての検討課題として挙げるのはいいとしても、誤発注対策というのはいかがなものかと思います。

そもそも、ここもとの大規模な誤発注騒ぎを振り返ってみると、みずほ証券のジェイコム株は株数と株価を逆に入力、大和SMBCの三井住友FG株は三井住友海上株との銘柄間違いと、売買単位など全く関係ありませんでした。
日興シティの日本製紙G株についてはたしかに株数の誤りでしたが、そもそも50万円の「株価」を500円と勝手に勘違いして2株買うところを2000株の買い注文を出しているのです。
昔の人間からすれば日本紙は3ケタの銘柄(何年か前に千株を1株に併合(=単位のくくりなおし)して株価が千倍になった)という先入観があるとはいえ、証券関係者が株価をろくに確認しないで株を買おうとしている時点で問題外です。売買単位はまったく関係ありません。

いったいなぜ売買単位の乱立が誤発注を招いているなどという話になっているのでしょうか。
なんとなく、という以上に具体的な事例や根拠があるのでしょうか。
それとも誰かの単なる責任転嫁なのでしょうか。
正直、よくわかりません。

もともと日経新聞では昨年あたりから株価の隔たりがあまりに大きいことに疑問を呈していて、取引し易い単価になるよう株式をくくりなおして取引単位を統一すべきだという意見記事も掲載されています。本紙でも以前取りあげたように、たとえば新日鉄(現在400円台、千株単位)は千株を一株に、ソニー(現在5000円台、百株単位)は百株を一株にしていずれも数十万円の株として1株単位で売買するようにしたほうが初心者にもわかりやすいのではないかなどと提言しているのですが、記者もそのこと自体については悪いとは思っておりません。

しかしながらここへきてどういうわけか誤発注の問題と絡められてしまっていることには、戸惑いを感じているところであります。
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2006年02月06日

ふまじめな人がいい -基準-

テーマ:企業・財務・投資
オービック会長兼社長 野田順弘氏 -4日11面「回転いす」-

▽…「欲しいのは、ふまじめな人」と言い切る。


本紙では初めて取り上げるでしょうか、「回転いす」。
このコーナーは主に企業トップへの取材の中で出てきたこぼれ話、余録的なネタが披露される小さな囲み記事です。

そんなちょっとした読み物的なコーナーですが、どうでもいいと侮ってはいけません。
「『回転いす』に取り上げられた企業の株のパフォーマンスは短期的にいい」というアノマリー(合理的な理由のない経験則)をかなり以前に聞いたことがあるのです。
なにかしら重要なことの取材のついでに聞いたこぼれ話を先に記事にしていることがあるからではないか、という理由付けだったと記憶しておりますが、しかし記者は検証していないので真偽のほどは定かではありません。

さて、今回。
いきなり「ふまじめな人が欲しい」と大胆(?)な採用方針を打ち出した野田会長兼社長、その真意はどういうものでしょうか。


ふまじめ、とは「とっさの機転が利く」意味という。企業システムの顧客の要望は日々変わるだけに、「まじめな人は自社の技術や製品を熱心に提案するばかりで、顧客の視点に立てない」。


なるほど。
記者、てっきりオービックには高田純次さんのようなお調子モノがわんさかいるのかと思いましたが、そうではないようです。
素直に「機転が利く人」「顧客の視点に立てる人」といわずにあえて「ふまじめな人」というのは野田氏なりの聞き手を引き込む話術なのでしょうか。
こういうしゃべり方ってありがちだよね、と斬って捨てたいところですが、記者も食いついてしまっているのが哀しいところです。

それにしてもあきらかに一般的な「ふまじめな人」とは人物像が異なりますが、野田氏の持論はさらに続きます。


▽…このため新卒採用の最終面接に立ち会う際は、必ず「彼女はいるか」などといった変則的な質問を投げかけるようにしている。「そこでうまく答えられなければ採用はしない」。人材を核としたシステムサービス企業としての持論を説いていた。


「ところで君は、彼女はいるの?」

「イヤイヤイヤ、社長のように20人とはいきませんけど十人ちょっとですかねえ、五反田と池袋と新小岩に・・・」

って、やっぱりオービックはこんな高田純次さんタイプだらけなのでしょうか。

しかし、顧客から急に要望をされたときに、とりあえずその場を切り抜ける機転が利く「ふまじめな人」と、その場では回答できなくてもじっくり考えて翌日によりよい答えを出す「まじめな人」と、どっちが顧客の視点に立てるのでしょうかねえ。
その場で最高の答えを出せる「ふまじめな人」がいちばん、ってのは虫がよすぎるでしょうからねえ。


それはともかく、採用面接で「彼女はいるか」なんて非常にセンスのよろしい質問をしてらっしゃる上に、うまく答えられないと不採用なんてことを新聞紙上で公言するというさらによろしいセンスをお持ちの方がトップにいらっしゃるというこの銘柄、はたして今後のパフォーマンスはアノマリー?どおりよろしいものといくのでありましょうか・・・。
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