2020年度高志中学入試問題分析 | 福井の入試応援ブログ!(二重まる学習塾)

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適性検査Ⅰ:国語

 やはり目を引くのは大問3のガンダムではないでしょうか。ガンダムはさておき、この問題は与えられた資料に書かれた内容を正確に読み取る力を問うもので、近年よく見られる問題です。

 特に(3)の問題は時間がかかってしまうか、それとも素早く解答を書くかが分かれる問題です。日頃、知識を問う問題ばかりに触れているだけでは、こうした問題に時間がかかり、結局は手つかずになってしまった受験生も多いでしょう。その一方、こういう問題を簡単にこなす受験生もいます。そう、対策をしていればこの問題は時間をかけなくてもできてしまうのです。

 

適性検査Ⅱ:算数

 図形を折り返す問題や、速さの計算から時間を求める問題などは、これまでの傾向から出題される可能性は高いことが予想されました。12月に行った模擬試験でもそうした問題は出題しましたから、冷静に取り組めば答えを導き出せたことでしょう。

 全体的には、図形、速さ、割合など、中学で取り組む数学で必要となる事柄が満遍なく含まれている、良い問題だなと感じました。これだけ多種多様な問題を小学6年生が50分で解くには、それなりに効率的な計算をすることが求められます。1問1問頭を使って考えねばならぬ問題ばかりですから、どこで時間短縮を図るかが解くことが出来る問題量と得点に、大きく結びついたことでしょう。

 

適性検査Ⅲ:理科・社会

 例年適性検査Ⅲは社会より理科の割合が高くなっています。今回も大問3だけが社会で、残りは理科の分野からの出題となりました。大問2に関しては地学の水のはたらきに関するものでしたが、過去の傾向から今年はこの分野が狙われるというのは予測が付きやすく、対策を施した受験生も多かったことでしょう。

 正答率に差が見られるのは、やはり大問4になるでしょう。物理と地学の分野が融合していることに加え、実験の対比や選択肢に紛らわしいものが含まれていることが、そう思える理由です。

 

面接

 今年から導入された面接ですが、用意された答えを聞く形式ではない方針であることが確認できました。そうなると受け答えのやり方が重要となり、根本的な面接対策が必要だったと言えます。

 グループ面接であることは発表されていましたが、1グループ何名かまでは発表されていませんでした。そして答えを述べる順番に関しては、夏前に行った説明会での模擬面接が役立ちました。参加した方は「あ、この形式か!」そう思ったことでしょう。

 これらのことから、面接も適性検査同様ハイレベルなものとなり、ドリルなどで問題を解く練習だけをしているような子ではなく、総合的に考える力と意欲を持った受験生に高い評価が与えられることになりそうです。

 

 

講評

 全体的に見て、ほんの少しですが記述が減り知識を問う問題が増えたように思えます。それに伴い、これまでの過去問に比べ解くことが出来る問題自体は増えたのではないでしょうか。しかし、設問文の読まなければならない文章量はそれほど変わったはいませんから、やはり時間内にすべての問題を解くことが出来なかった受験生も多いことでしょう。

 ペーパー試験はもちろん、面接でもその学校の方針が表れます。武生高校に新設される探求科が一例ですが、高志中学でも豊富な知識量だけではなく、それらを用いて考え、新たなものに取り組む資質を持つ受験生が求められていると考えて良いでしょう。

 

 

 

●新中学1生対象:説明会は3月15日(日)に行います。

 

●新小学6年生対象:附属・高志受験模擬試験と説明会は、3月1日(日)に行います。

 

●2020年度時間割