肩こりや腰痛改善、ダイエット効果も!?姿勢についてのお話 4
↑前回の記事です
フィンチ接骨院の村下です

いよいよ母趾球重心の姿勢を作るコツを書いていきます

まずは両足を肩幅ほどに開いて、自分から見て足の向きが逆ハの字ではなく、まっすぐ向くようにします

その状態なら母趾球部に体重を乗せやすくなります。しっかりと体重が乗ったなと体感できたら、後は小趾球に1割、踵に2割のイメージで重心を分散させます

そうすると自分の体がほんのりと前のめりになり、バランスを保つ為に自然と背中側の筋肉が軽く収縮します

その状態から、まずお尻の穴を締めるイメージでキュッとお尻を引き上げます

次にしっかりと鼻で息を吸って、みぞおちの部分を膨らませるイメージで腹式呼吸を行います

猫背などが癖になっていると、腹式呼吸をするのが難しく感じるかもしれませんが、姿勢改善の為には間違いなく必要になるので、頑張って練習しましょう

お腹にしっかり空気を入れることで腹圧が高まり、腹筋の力で骨盤を引き上げて自然な位置に骨盤を前傾させる事が出来ます

次に胸を自然に張った状態を作るのですが、これは胸を張ると言うよりも、肩甲骨をギュッと内側に締めるとより自然に姿勢が作れると思います

この画像がシンプルでわかりやすいです

コツとしては、肩甲骨を締める時に肩が一緒に後ろに持っていかれない様に気をつける事です。最初は難しいですが、肩甲骨のみを動かす事を意識しましょう

最後に顎をキュッと後ろに引くことをイメージすることで、頭が真っ直ぐに身体に乗っかる位置へ移動させます

頭が真っ直ぐに身体に乗ることで、頭の重みを体全体でバランス良く支える事になり、首こりや肩こりを防ぐ事が出来ます

各部の筋肉に対する意識を細かく分けるとこのような感じですが、ざっくりとしたコツとしては

まずは母趾球に重心を置く。そして頭のてっぺんについた持ち手を真上に引っ張られている。というイメージを持った上で各部の筋肉を意識すると、キレイな姿勢が徐々に出来上がっていきます

一度に全てを行うのは難しいですが、意識をし続ける事により各部の筋肉と神経が発達し、考えなくても出来るようになっていきます

気がついた時に意識する!くらいで良いので、コツコツと積み重ねていきましょう

次の記事がまとめになります↓
肩こりや腰痛改善、ダイエット効果も!?姿勢についてのお話 6