*2 いただきますとごちそうさま | 白い魔法使いMariasのなないろの響き。

白い魔法使いMariasのなないろの響き。

縄文の女神アーティスト まりあすです。
ライアー弾き語りスト 御奉納 magical bath bomb研究家 発酵料理 ナチュラル生活
アウトドアー(キャンプ 登山)天然酵母パン作り
ホツマツタエ 米粉スイーツ 筆文字 短歌 リネンの服作りなどなど 興味の赴くままに

 

DAY2 食前食後の感謝

おはようござります。

 

魔法の学校 2日目です。

 

食前食後の感謝の祈りや言葉 きっと みなさん 自然にされていることとおもいまふ。

 

 

ご存じの方もいらっしゃると思いますが

 

日本古来の 全てのもの 八百万に神宿るという

神道の思想に基づいた食前食後の感謝の和歌があるので 

今日は、それをご紹介しますね。

 

丁寧に生きることのひとつとして

簡単に生活に取り入れてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

どちらも 江戸時代の国学者 古事記伝で 歴史の教科書にも載っていた

本居宣長の和歌となりますので 江戸時代から広まった食前食後の祈りと思われます。

 

わたしは、このうたを 十数年前 小嶋さちほさんのお泊まりワークに行ってしりました。

 

 

和歌独特の メロディーもあって みんなで 声を揃えて響かせるのは、それだけでもとても気持ちよかったです。

 

一人のときでも 

いえ ひとりだからこそ 誰にも 遠慮なく 自分の体に響かせ それを自分の耳に届けることは、至福の瞬間になりうると思いますよん💓

 

 

和歌らしい歌い回しもありますので 意外に覚えやすいです。

さきほど 録音してみたので どうぞ ご参考になさってくださいね。

 

 

 

 

 

食前感謝の和歌

 

たなつもの 百の木草も天照す 

日の大神の恵得てこそ

 

(たなつもの もものきぐさもあまてらす ひのおおかみのめぐみえてこそ)

                 

 

こちらの歌には、めっちゃ 詳しい解説があったので 私の拙い説明よりは と思い、転載させていただきますね。

 

「たなつ物」は田根つ物で、田に根を下ろした作物で五穀豊穣のことをいいます。

「百の木草」は色々の草や木や台地に生える千草のことです。

そのいづれも、自然の太陽の恵みを受けて、初めて生成化育を全うすることが出来ます。

それが、日の神を天照大神とする信仰から自然の太陽の恩徳を日の大神(天照大神)に譬(たと)えたものに外ならない。

天地の物の生成発展はもとより、私共が健康でおられることも、太陽の光の下に於いて、初めて、その成果が得られる。

大地に足を踏みしめ、太陽の恵みを充分に浴びたものが健康であるように、自然と人生との関係が、この歌の裏に秘められている。

全国に鎮座する天照大神を祀る神明社の信仰のうちには、こうした観点から奉祀されたものも少なくないです。

信仰は心だけの問題でなく、身体の健康からも追及されるとき、人間も自然の生命と共に生きているものとして、こうした信仰に生きる道も見出していきたいですね。

(文:神道百言:岡田米夫著)

 

 

 

 

いただきます。 とは、 命をいただきます。ということで 

 

お野菜や お魚や牛さん豚さん 鶏さんの 命をいただきますよ。って 子供たちには教えてきたのですが

神道には、それらは、神の命の一部という考えがあって

 

神さまの命をいただきます って意味の言葉なんだそうです。

 

 

食後感謝の和歌

 

朝宵に もの食うごとに 

豊受の神の恵をおもえ 世の人

 

(あさよいに ものくうごとに とようけのかみのめぐみをおもえ よのひと)

 

 

伊勢神宮 下宮 内宮のかみさまのお名前をあげての感謝の和歌。

 

1日一食とか二食とか いろいろ個人差あるとは思いますが、(うちは二食で〜す)

毎回 大自然への感謝に立ち帰れると ほっとする時間も増えるのではないでしょうか♪

 

 

 

 

知っていながらも 唱えることを つい忘れることが多すぎる💦ので

これから生活にしっかり組み込んでいきたいな〜と思って こちらに挙げました。

 

 

魔法学校の校長なんて書きましたが、名ばかりの できない星人😀 

でも 数秘7なので 古神道や神道 魔法の世界のこと ほつまつたえ など 深く研究してきた知識はいっぱいあるので

 

みなさんと一緒に 丁寧な暮らし 丁寧な生き方からの 大和撫子魔女ライフを

楽しみたいと思ってます。

どうぞ よろしくお願いしま〜〜す💓

                            Marias