「穢れ」と「言霊」の謎:その62

 

 言霊において「名前」は全てである。個人を特定するものは「名前」であり、名前がなければ、現代社会では何もできない。名前がなければ保険にも加入できないし、学校にも入れない。もちろん会社に務めることもできない。たとえ、その名前が偽物であってもである。さらにいえば、もし死んだ時に顔を潰されていた状態で、名前の入った個人を特定するものがなければ、そして身寄りもなければ、その死体は無縁仏となってしまう。

 

 占いであっても同じ。実は西暦何年何月何日何時に生まれたという記号も、「時」という名前である。もちろん姓名判断する際に「名無しのゴンベイ」とか「八咫烏なり」なんて言っても姓名判断はできるにはできるが、それは個人の性格やら生き方などを判別することはできない。要はその人間のDNAみたいなもので、「名」という文字がついていなければ、社会には存在しないこととなる。

 

◆契約における「名前」

 

 俗世間では「名前を捨てる」という表現がある。主に肩書を外す意味で用いられるが、有名になる、名を上げる、名誉という言葉もある。芸名やペンネーム、通名は捨てられるが本名を捨てることはできない。裁判所の許可があれば変更は可能であるが、非常に時間を要する。それほど本名が重要なのは、あらゆる書類を書く際の確認に最も必要なのが「本名」だからである。本名を確認するものなければアパートも借りられないし、銀行口座も作れない。クレジットカードも作れず、生活するうえでは非常に不便な状態となる。

 

 「本名」という字には、「本当の名前」という意味とともに、「本」という字が示唆する存在の名前という2つの意味が込められている。日本における最も古い「本」という字が使われているのは「富本銭」(ふほんせん)である。富本銭に刻まれている「本」という字は、「大+十」で、「十字架にかけられた一人の人=現人神」を意味した字である。つまり、「本名」という漢字は、「イエス・キリストの名前」ということなのである。だから、日本では古来より「本名」というイエス・キリストの本当の名前は別の神の名前で表すことで隠してきたのである。

 

 

 さらにそれだけにとどまらず、「本」の字源には、「木」の象形+「木の根本」のしるしとある。「根元:ねもと」ではなく「根本:こんぽん」である。「木」とはすなわち「神」のことで、下の十字部分が「根本のしるし」としていることで、さらに「本」が登場する。「根」とは「木+艮」で、「艮」は「うしとら」である。「丑寅」は「丑寅=鬼」。つまり「根」とは「鬼神の木」となる。鬼神であり、艮の金神。要は荒ぶる神の御霊で、ヤハウェ=スサノウのこととなる!

 

 これまで筆者はずっと「本」の元字である「大+十」は「十字架の磔刑に処された現人神イエス・キリスト」と解いてきたが、それは「新約」の神の話しであり、実は旧約神ヤハウェをも表していたのである。まさに聖書文字「漢字」の奥は深い。古代中国の「秦」において大和民族の祖先たちが発明した『聖書』の話を隠し伝えるための文字「漢字」には、「旧約・新約・預言」の最低3つの意味が込められているのである。

 

 しかし、なんで彼らはそのままヘブライ語を使わずに、敢えて「漢字」なる聖書文字を考え出したのか。その一つは「封印」である。大和民族の正体を世界から隠すためであり、もう一つはユダヤの至宝である「契約の聖櫃アーク」と「三種の神器」、その他のユダヤの神宝、イエスの聖遺物の存在を知られないようにするためである。そして、こうした「封印」を行った理由、それは絶対神との「契約」だからである。なぜ「アーク」を「契約の聖櫃」というのか。それはモーセを通じた絶対神との「契約」を記した2枚の石板「十戒」が存在するからである。

 

「契約」の聖櫃アーク

 

 ユダヤ教の本質は絶対神ヤハウェとの「契約」である。大預言者モーセを通じて、ヤハウェとイスラエル民族が契約し、ヤハウェのみを崇拝し、戒律を守る代わりにイスラエル民族を祝福してもらうための「契約」である。イスラエル人の全権を担い、シナイ山で創造神ヤハウェと契約したのは預言者モーセである。『旧約聖書』には記されてないが、契約が行われた以上、創造神ヤハウェは本名に関しての秘密を明かした可能性がある。なぜなら、契約とは契約する相手と自分の双方が署名するものだからである。

 

 「主はシナイ山でモーセと語り終えられたとき、二枚の掟の板、すなわち、神の指で記された石の板をモーセにお授けになった。」(「出エジプト記」第31章18節)

 

 絶対神ヤハウェは、自分の指で契約書に署名をしたのである。ペンは持っていなかったが、石の板に直接自分の指で文字を刻んだのである。まさにそれは西洋的な「自筆のサイン」による契約書である。現代社会は契約社会であり、特に欧米は何よりも「契約」が優先され、契約書に記載された事以外はすべて契約違反となるくらいに厳しい。それはユダヤ人とヤハウェの契約が雛形で、だからこそ米国にはユダヤ人弁護士が圧倒的に多いのである。そんな中に在日コリアンの海の王子が行ったところで痛い目に遭うだけだ。

 

 

 一方、日本は「口約束」が重んじられる。真反対である。契約書に記される本名は、契約者本人と同一視されるが、厳密にいうとこれにも裏がある。本名と本人は違う。本名は名前であり、本人には肉体がある。名前を付けられた存在である。では、契約したのは本名か、本人か。もちろん契約の意思を示したのは本人だが、契約書に記されているのは名前である。契約したのは名前なのである。

 

 何度も書くが、名前こそが全てなのである。しかし、「十戒」にはヤハウェの名前は記されてはいない。もしかしたら、最初は記してあったのかもしれないが、神が自分の指で記した「十戒の石版」は粉々に砕かれてしまった。モーセの帰りを待ちきれなかったイスラエル人たちは、シナイ山の麓で最もやってはならない背信行為である「偶像崇拝」をしていたからだ。

 

 モーセが身を翻して山を下るとき、二枚の掟の板が彼の手にあり、板には文字が書かれていた。その両面に、表にも裏にも文字が書かれていた。 その板は神御自身が作られ、筆跡も神御自身のものであり、板に彫り刻まれていた。

 宿営に近づくと、彼は若い雄牛の像と踊りを見た。モーセは激しく怒って、手に持っていた板を投げつけ、山のふもとで砕いた。

(「出エジプト記」第32章15-16節、19節)

 

「十戒石版」を粉々に割るモーセ

 

 モーセの「十戒石板」は、最初は両面に文字が書かれていた。絶対神ヤハウェ自身が記したのである。当然、契約書の最後には「署名」があったはずだ。が、偶像崇拝と姦淫に溺れてしまったイスラエル人は、永遠に神の名前を知ることはなかった。そして、神の文字を見ることもなかった。その日、モーセによって絶たれた人の数は3000人だったと記されている。実は、この割られた石板の後ろにこそ奥義が刻まれていたが、イスラエル民族はそれを見ることはなかった。

 

◆「数字」と「名前」

 

 犯罪をおかして刑務所に収監されると、収監者たちはすべて「番号」で呼ばれる。看守によって下の名前が呼ばれることもない。本名が判明すると不利益を被ることが予想されるからだが、番号は「数字」である。0から9までの数字であり、PCからスマホ、個人情報に至るまで、情報化社会の根本は「数字」である。文字でさえもコンピューターの中では「0と1」のバイナリーコードに変換されて計算処理される。よって、ここでも名前が鍵になるのである。

 

 なぜなら、せっかく作ったデータも「名前」をつけなければ保存することができないからである。同じ名前で保存しようとすると、上書きされてしまい、先のデータは存在を消されてしまうのだ。情報処理の本質は名前にあるといっても過言ではないのだ。それは人工知能が支配する近未来でも同じで、鍵となるのは名前なのだ。全てに正しい答えを出す超AIが誕生したら、聞いてみればいい。「全ての名前の名付け元は何か?」と。きっと答えられないはずである。

 

 「AI管理社会が到来する」と言われて久しいが、AIが管理できるのは数字に変換したデータである。いくら頭の良い、超莫大なデータを瞬時に処理することができるAIが出現しようと、AIは人間ではない。人間が作り出したデータがなければただの計算機でしかない。そして、最も重要なこと。それはAIには「霊魂」が入っていないのである。よって霊感がない。いわゆるインスピレーション(直感)でものごとの本質を理解することはできないのである。「霊の目」で画像を処理することもできない、人間が作った機械でしかないのだ。

 

 

 一方で、この「数字」には恐ろしい意味が隠されている。なぜなら数字は名前ではないからである。『新約聖書』の「ヨハネの黙示録」に次のように記されている。 

 

 「第二の獣は、獣の像に息を吹き込むことを許されて、獣の像がものを言うことさえできるようにし、獣の像を拝もうとしない者があれば、皆殺しにさせた。 また、小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。 そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。 ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である。」 (「ヨハネの黙示録」第13章15−18節)


 現在、先進社会において販売されてい品物には「バーコード」(JAN,EAN,UPC)が付されている。左右と真ん中に区切りの数字が入れられていて、 この3つの区切りの線が表す数字は「6」、すなわち「666」を意味する。バーコードがなければ品物を流通されられない。「買うことも売ることもできない」ということになる。

 

 

 オカルト研究者たちが俗に言う「人類総背番号制」とは、人類全てに「番号」を振り当てることである。つまり、「マイナンバー」と呼ばれる数字とは、 「ヨハネの黙示録」が言う「獣」によるコンピューター管理の経済システムのこととなり、数字を人間として規定し、 「獣」を偶像崇拝させる装置なのである。さらに日本では、ゴキブリ食を推進する河野太郎が無理やり推し進めてきた「マイナンバーカード」がある。

 

 在日コリアンが支配し、半島系の「統一教会」と根っこの部分から合体する「自民党」は、北朝鮮系カルト宗教「創価学会」の公明党と共に、河野太郎の「マイナンバーカード」で全医療データーと一体化させる理由は、「ゲノム遺伝子操作溶液」の〝ロッ
ト〟の追跡が容易になる
からだ。ビル・ゲイツ製母型の「遅延死ワクチン」の容器には、数字の羅列のロットが穿たれ、この「ゲノム遺伝子操作溶液」は、「いつ、どこで、誰が」ワクチンを接種し、どんな副作用を発症し、「いつ、誰が、どこの病院で死んだか」を、「マイナンバー」で全て追跡できる仕組みなのである。

 日本人を支配する在日自民党は、自分達のご主人様である東京の「アメリカ大使館=極東CIA本部」を経て、ロックフェラーに報告する際、「マイナンバーカード」にどんな不具合が起きても、国民の意見を全く無視して急いでいたのは、接種後3年目に迎える2024年に、日本人をどれだけ死んだのかのデータが欲しいからなのだ。欧米では、こんなバカな真似を許すような国は日本と韓国だけで、ロスチャイルのイギリスでさえ「マイナンバー」は廃止されている。

 



 「新型コロナ(COVID-19 )ワクチン」と称する「ファイザー」「モデルナ」「アストロゼネカ」等の「ロット」を医療データに
直結させれば、「遅延死ワクチン」のブースター接種の何回目で死んだか、何と何を「交互接種」したか、交互順はどうなって死んだか等、ロックフェラーはそのデータをが自民党に求めている。もちろん、その後には預金口座と紐ついて、亡くなった人間の資産を全て奪うためである。

 「マイナンバーカード」がなぜ、日本で推進されているのかといえば、日本が世界の「雛形」だからだ。日本人を滅亡させ、土地も財産も奪うことができれば、それは世界で起きることとなる。日本人はまさに実験台のモルモットなのである。

 

<つづく>