214本目「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」(1981年・香港) | ★にわか香港映画ファンの映画ノート★

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ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

ユン・ピョウ in ドラ息子カンフー デジタル・リマスター版

敗家仔
THE PRODIGAL SON
師弟カンフー熱血拳(TV)
製作年度:1981年
上映時間:105分
製作国・地域:香港
監督:サモ・ハン・キンポー
製作:レイモンド・チョウ
撮影:リッキー・リュウ
脚本:バリー・ウォン(黄炳耀)
音楽:フランキー・チェン
武術指導:サモ・ハン・キンポー、ラム・チェンイン、ビリー・チャン、ユン・ピョウ
出演:ユン・ピョウ、ラム・チェンイン、サモ・ハン・キンポー、フランキー・チェン、ピーター・チャン、ディック・ウェイ、チュン・ファッ、リー・ホイサン、チン・ユエサン

第2回香港電影金像奨動作設計賞(アクション指導賞)受賞作品。(第1回は、こういう賞自体がなかった)

◎1982年 香港・映画興行成績 12位(総合13位)
■上映期間(香港) 1981/12/22~1982/1/14
★上映日数(香港)24日
●売上(港元) $9,150,729.00

予告編


サモ・ハン・キンポーとユン・ピョウ共演のカンフーアクションがデジタル・リマスター版で登場。劇団の女役・ルンとの闘いに敗れたチャンは弟子入りを志願し、劇団の巡業についていくが、その先にはある不幸が待ち受けていた。
(DVD NAVIGATORより)

$★にわか香港映画ファンの映画ノート★-いろけありますいや~~!!おもしろかった~。
ユン・ピョウは、もちろん最高なんですけど、ラム・チェンインが、素晴らしかった!!「霊幻道士」の先生役のイメージが強いですけど、私は、彼は本当に演技が最高の役者さんだなぁと、いつも思います。動きも最高なんだけど、表情ひとつひとつが。
彼は、京劇役者なんですけど、カンフーも、ものすごい方なのですが、そのメリハリが。喘息もちなんですけど、持病がでなきゃ、ほんと、強い人です。なかなか弟子をとらない彼に、ユン・ピョウがつきまとうわけですが。
眉毛無しなんだけど、京劇での彼は、ほんと、つるんとした質感の肌が、妙にセクシーで、しぐさも、ぞくぞくします。
そして、戦う姿の凛々しいこと。感動モノです。詠春拳の達人(ティ・ロンも達人だけど!)の役であります。
若いユン様
ユン・ピョウの若いこと。キュートなこと。細いこと。ドラ息子役を、キュートに演じております。彼のお付きの口に綿をいれているだろう(?)人と、いつもいいやり取りであります。ユン様は、ケンカに負けたことがありません。っていうのは、このお付きの人が、ケンカする相手にお金を渡していたからです。金持ちの親が、子供に絶対怪我をさせたくないっつうことで。
だけど、たまたまラム・チェンインに、このことを知らされて、自分の実力をわかって、修行するお話なのです。

お話は、いたって、シンプルなんですが、途中、明るいモードから急に、猟奇的モード(劇団員のみなさん~!大変なことになる~!)になり、そして、コメディっぽくなったりしますが、なにしろ、展開がおもしろいのと、キャラが楽しいことと、何より、カンフーが、すごいこと。
最高のバランスなわけです。机の上での修行とか、ほんと、最高!!


ラム・チェンインのお兄さん役が、サモ・ハン。この役、最高。娘さん役も、ちょい太った、いい感じの娘で。
サモ役、よかったなぁ。書道もたしなむ(?)お茶目な兄ちゃん。冷静な弟に、やんちゃな兄ちゃんって感じです。
娘にカンフー教えたり、盗み聞きの達人であります。ユン様は、サモ兄さんと、ラム弟の両方のよいところを学びます。
サモ親子かめはめは
フランキーさん
この人が、フランキー・チェンなのか~~!!と。彼は、多彩の人ですが、前にチャン・チェ監督の音楽を担当されてましたけど、最高にかっこいい音楽をのせていた人なんで、どんな人なんだろうと思っていたら、カンフーもすごかった~~!!(この映画でも音楽を担当されております。)
すげぇ天才肌の人なんじゃないだろうか??
最後のユン様との激闘。痛そう~~!!
だけど、「男」です。ドラ息子なんだけど。彼も。

(ラムさんとも戦います。まず。)

こういうセットにそんなにお金かかっていないんだろうけど、カンフーや、登場人物の魅力になりたっている作品は、大好きです。
とりあえず、見ておいて損はない作品だと思います。

オススメ度:★★★★半
サモ・ハン監督映画の中で、いままでで一番好きだと思います度:★★★★★
$★にわか香港映画ファンの映画ノート★-むらさき


サモ・ハン&フランキー・チェン&ユン・ピョウ インタビュー(1)

(2)

(3)