アンストッパブル | ハクナマタタ
2011年01月10日(月) 18時06分59秒

アンストッパブル

テーマ:映画・音楽

一言で言うと、暴走列車を停めろ!


そういう物語



実話をもとに着想したというこの映画

とにかく手に汗握る

顔の筋肉の運動によい

ラストまで一気にひっぱる迫力の映像と緊迫感

終わったあと、やったぜ!という気分になる映画



実話をもとにした暴走列車を停める物語として

わたしは塩狩峠を思い出す

敬愛する三浦綾子さんの小説の映画化だ

これも北海道の塩狩峠でブレーキが利かなくなり暴走した機関車を

ある一人の男性が自らブレーキとなって飛び込み汽車の脱線を防ぐという

実話をもとにした物語だ


今までは列車をとめる…というと塩狩峠を思い出し、

自己犠牲とは

原罪とは

利己とは利他とは

………

少し愁いた気持ちになったものだ

好きな作品ではあるが


しかしこのアンストッパブル


確かに犠牲は出る

途中、いくつかの作戦を鉄道会社側で実行するが

その犠牲者は出てしまう

複数の作戦を練る間にも、

現場の者の意見、上層部との軋轢、

最初はバラバラだ

何が最善かを判断する者が、

つまり船頭が決まらない状況で次々と作戦は失敗する


しかし最後には、

偶然その暴走する路線上に居合わせた、

ベテラン機関士フランクと、新米車掌のウィルが

半ば耳が遠くなった命令違反で列車を停めようとするその行為に

みなが停めてくれ!という気持ちをのせてひとつになる


このフランクが…

かっこいい

身軽だ

その技と軽業師のような身のこなしを是非みてほしい


この暴走した列車には、

大量の燃料と危険物が積まれている

列車のスピードとカーブを曲がりきれるまでの臨界点

そこに達するまでにこの列車を停めなければ、

危険物とともに脱輪し、町は壊滅状態に陥るだろう

もちろん停める側も一蓮托生


死に場所について

考えてみる

わたしはよく考える

自分が十全の満足の中で死ねる

というか、死んでもこれが最善の道だろうと思える選択

そこを覚悟した物語にはぐっとくる


でも、暴走列車を停める二人のコンビは生贄になる気はなく

最後まであきらめず

あの手この手で力を尽くす

生きる、停める、守る


死を必っすれば、即ち生く


まさしく必死


覚悟をした上でのこのあきらめの悪さ

マジかっこいい


最後には気になっていた人々の行く末などもわかって

わたしはほっと胸をなでおろした

でもやはりあの方は…

それと、最初のこのミスやバットラックが重なった原因のひとつ

あの琴天山がもっと一生懸命走りゃよかったんじゃないのかい!

と思っていたらオチがついていた笑った笑った



緊迫した作戦の中で、

勤続28年のフランクが情報を要求したり、頼みごとをするのに選んだのが、

コニーという女性の操車場長だったのをみて、

長年の勘で一番信用できる人を瞬時に選んだのかな

こういうときピピッとひらめくものなのかも

なんて

妙に納得した

例の捜査官の進言も「勘」でね!


いやこの直感

荒唐無稽なものではなくて、

長年の積み重ねによるノウハウや、違和感などから得るものであり

かなり信憑性があると思うのだ

直感

というけれど

判断する確たる基準は自分の中にあり、人に説明しにくいだけだ



とにかく

ハラハラ

ドキドキ

ぐっときて

スカッとする


わたしの中の暴走列車の愁いを上書きしてくれた



最後に



777つえぇーーーー!




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