評価
1. ストーリー構成と展開 ...9
2. キャラクター描写と演技力 ...10
3. テーマ性 ...10
4. 心理描写 ...10
5. 脚本 ...10
6. 映像演出 ...8
7. 音楽 ...7
8. テンポ・編集...8 
9. 社会性・背景...8
10. 結末・余韻...9

計89点

2週間程風邪で死んでいました(  ´ཫ`)
皆様もお気を付け下さい

という事で『レインマン』

〜分かり合うって、理屈じゃなくて努力なんだよね〜相手のことを完全に理解できなくても、“分かろうとする”その姿勢が、距離を縮める。――この映画は、それを真正面から教えてくれる。観ていると、「うん、私も明日から人に優しくなろう」なんて綺麗ごとを思うのだが、実際にやるとなるとめちゃくちゃ難しい。人間、感情の生き物だもの。イライラしたり、投げ出したり、逃げたりするのが普通。だからこそ、ダスティン・ホフマン演じるレイモンドと向き合うトム・クルーズの奮闘が刺さる。そして何より、ダスティン・ホフマンの演技が神がかっている。「演技」ではなく「存在」そのものに見えるレベル。途中から、映画を観ているという感覚さえ消えてしまう。