映画『ある日どこかで』




評価

1. ストーリー(構成と感情の流れ)
 - 時空を超えた愛の物語として、説得力と感情の高まりがあるか 
★10

2. 恋愛描写の繊細さ
 - 出会い、惹かれ合い、別れに至るまでの描写の美しさと説得力 
★10

3. 主演俳優の演技力(リーヴ&シーモア)
 - 二人の繊細な演技と相性、目の演技、静かな感情表現 
★9

4. 映像美(ロケーション・撮影)
 - グランド・ホテルや湖畔、時代を超えた風景の美しさ 
★7

5. 音楽・主題曲の印象度(ジョン・バリー作曲)
 - 胸を締め付ける旋律がどれほど物語に寄与しているか 
★8

6. タイムトラベルの描写と説得力
 - 科学というより“想いの力”による時間移動のロジックと演出 
★8

7. 幻想性と現実のバランス
 - 夢のような物語が現実味を持って描かれているか 
★7

8. 感情の没入感
 - 観客がどれだけ主人公の視点に入り込めるか、共に切なくなれるか 
★9

9. テーマ性(記憶・宿命・永遠の愛)
 - 愛は時を超えるという主題の扱いと説得力 
★10

10. 結末の余韻とインパクト
 - 切なさ、美しさ、虚無、救いなど、観終わったあとの感情の余韻

★10


計88点


恋愛映画かと思ったらSFだった。


 SFかと思ったら恋愛だった。 


結論:どっちもだった。でもそれが絶妙だった。


 主演は、そう、あのスーパーマン!空も飛べるし、弾丸も効かないはずのクリストファー・リーブが、この映画では“写真を見ただけで恋に落ち、時間を超える”という、ある意味スーパーマンよりすごい力を発揮してくれる。


彼の力技タイムトラベル(精神力で過去へ)は、「気合いでなんとかなるってマジだったんか…」と全国の受験生に希望を与える勢い。 


でも観終わった後は…切ない。


 

観たあとは戻ってこられなくなるかも。心が。