今日も南半球からこんにちは。
今日ご紹介するのは、ちょっと新しい感覚の七夕飾り。七夕飾りと言えば、昔から折り紙で作るのが一般的。だけど時代は令和!古き良き折り紙の飾りを大切にしつつも、「折り紙以外の素材で作る新しいタイプの七夕飾りがあったら楽しいんじゃない!?」…という発想から研究開発を重ね、たどり着いたのが今回ご紹介するこちら。
まるで氷みたいな質感!
透け感が涼しげな「つるるん七夕飾り」です。
ツヤツヤしてキレイ〜。
作り方をご紹介する前に、2年前にご紹介したとある作品について、ちょっとお話しさせて下さい。
↑こちら、プラスチックビーズを熱で溶かして作るタイプの七夕飾り。
とっても可愛らしい見た目で、発表当時それなりに大きな反響を頂いたのですが、使うビーズによっては溶けにくいことも多々あり、うまく仕上がらないケースも多かったようです。 さらに、キレイに出来たとしても、笹に飾り付けた際に重みで枝がたわんでしまうなど、改善点も多い作品でした
そこで、前述の作品の改良版(?)として、2年越しに改めてご紹介するのが今回の工作!
基本的な材料から見直して、作る工程もグッと省略!さらにとっても軽い♡「透ける」「色鮮やか」という子供が大好きな2つのポイントはそのままに、より手軽に作れる内容にしたのでぜひ挑戦してみて下さいね。
【材料】
上記材料の他に、使いたい人はラメを用意。
今回使った液体のりは透明タイプです。(洗濯のりでも代用できます。)
シリコン型は、今回はダイソーの星型(製菓用)を使いました。最初から穴が空いているので、糸を通す穴をあける必要がなくオススメです。もちろん他の形の型でもOK。お弁当用のシリコンカップなどでも良いです。
【作り方】
1:型に液体のりを流し込む。底から5mmくらいまででOK!満タンまで入れないよう注意。
液体のりの量が多過ぎると、後ほど乾燥させる際に果てしなく長い時間がかかります。
2:流し込んだ液体のりに、好きな色の食用色素(食紅)を1〜2滴入れる。2色混ぜてもOK。爪楊枝でかき混ぜて、好きなようにマーブル模様を広げていく。
2色を混ぜる場合は、反対色を混ぜてしまわないよう注意!色が濁ってしまう原因に。相性の良い色同士を使って下さい。
この食用色素を混ぜるステップは、小さなお子さんにとって素晴らしい感覚遊びにもなります! 鮮やかな色がマーブル模様に広がっていく様子を楽しんでくださいね。
ちなみにここで作ったマーブル模様は、乾燥の過程で形が崩れてしまうこともありますし、逆にキレイに残ることもあります。風や温度など自然要因によるものだと思われますが、どんな風に仕上がるのか誰にもわからないワクワク感が味わえます。
さらに華やかにしたい人は、ラメも混ぜ込んでみて下さい。キラキラになりますよ〜
3: 好きなように色付けしたら、あとは乾燥させるだけ!
乾燥時間は季節や天気、のりの量によって異なります。真夏の日向に置いておくと1〜2日ほどで乾きますが、冬の寒い時期だと1週間ほどかかることもあります。乾いているかどうか、毎日ツンツンしてチェックしてみて下さいね。
乾燥すると、端っこが自然と型から剥がれて反り上がってきます。
完全に乾いたら、そっと型から外して出来上がり!
【完成!】
糸をつけて、笹に飾ってみて下さいね♡ 糸を結びつける穴がない場合は、パンチなどで穴を開けて下さい。乾燥後は水分が飛んでいて、びっくりするほど軽い(そして薄い)ので、枝がたわむ心配もありませんよ。
水気にはあまり強くないので、基本的には雨の当たらない屋根のある場所で楽しんで下さい。液体のりを乾燥させて作っているので、水分を与えるとまた液体のりに戻っていきます。(笑)
…というわけで、いかがでしょうか?より作りやすくなったでしょうか?
2年前にご紹介したビーズの飾りは、オーブンで加熱する一手間が必要でしたが、今回は色付けしたあとは放っておくだけで勝手に出来てしまうという、良い意味での『ズボラ工作』。 ただ、乾燥に数日を要するので、七夕用に作る場合は余裕を持って早めに作り始めて下さいね!
七夕飾りとして作るのもオススメですが、七夕に関係なくオールシーズン楽しめる工作でもあります。ぜひ親子で作ってみて下さい。
【インスタグラムにも遊びにきてね!】
身近な材料で出来るちょっとオシャレな工作、誰でも巨匠レベルの作品が描けてしまう裏技、不思議がいっぱいの楽しい科学工作など、300作品以上のアイデアを無料でご紹介しています。おうち遊びのアイデアが欲しい方、幼児教育に携わっている方など、ぜひ遊びにきてくださいね。
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