カルシウムがたっぷりな小松菜
貧血になりやすい妊娠中や授乳期に、『なるべく摂りましょう』と自治体や産院の栄養教室で紹介される野菜の1つだと思います
ホウレンソウに比べてアクが少ないので、簡単な下ごしらえで調理できる点も嬉しいんですよね
ギュッと身が締まって肉厚な小松菜を食べられるのは旬の冬ですが、
夏に向けて出回る小松菜も捨てたもんじゃないですよ
葉が薄くみずみずしくって、アクも少ない
味が濃厚じゃない分、食べやすくて、お子さんも挑戦しやすいかもしれませんね。
スーパーや八百屋さんでは、束になって袋に入って売られていることが多いと思います。
そんな、袋の上からでもパパッと選べちゃう、小松菜の見分け方は次の2つ
①茎がしっかりと太く、軸(根元の部分)が丸いもの。
根元の、真ん中に見える部分です。
小松菜を選ぶ際は、ぜひ袋を下からのぞいて、チェックしてみてくださいね。
②葉脈(葉の中心から横に伸びる線)の間隔がなるべく均一で、くっきりとしているもの。
②は、少し選びにくいかもしれません。。(葉の向きが悪いとあんまり見えないかな?)
小松菜を選ぶときは、葉の部分より根元を見たほうがいいものに出会える確率はぐ~んと上がります
まずは、①の点に気をつけて小松菜を選んでみてくださいね
小松菜をはじめ葉物野菜は、鮮度が命のお野菜。
買ってきたら、新聞紙で包んで冷蔵庫で立てて(ここがポイント小松菜やホウレンソウなど、上に向かって伸びる野菜は、寝かせてしまうと、一気に鮮度が落ちてしまうのです)保存して、なるべく早いうちに使い切ってしまうのがお勧めです。
私は、いつも買ったその日の夜ご飯準備のついでに、全部下茹でして1回分使うごとに小分けして、冷凍してしまいます
こうすると、必要なときにサッと取り出してそのまま炒め物や和え物にも使えるので、本当に便利ですよ
小松菜は、アクが少なくて下処理もほどほどに調理できるお野菜の1つですが、農薬や以下に紹介するような『亜硝酸態窒素』が心配な方は、しっかり流水で洗い流し、下茹ですることをお勧めします。
近年ヨーロッパ圏を中心に、葉物野菜に含まれる『亜硝酸態窒素』が、特に乳幼児が摂取すると発がんの可能性を高めると、問題視されています。(EU圏では含有量を規制しています)
野菜を育てる際に使用する肥料。
そこに含まれる窒素成分を野菜が吸収し、野菜の中に『亜硝酸態窒素』という状態で残っているのです。
『亜硝酸態窒素』を多く含んだ小松菜は黒っぽくなるそうなので、濃い葉色のものは避けた方が無難かもしれません。
このあたりのお話は、『どこまで気にするか??』とするとキリがないお話になってしまう上に、私自身がこの分野での専門家ではないので、ご紹介程度に留めさせてください
もちろん、気になる方は、『亜硝酸態窒素』というワードで検索すると、いろんな情報を目にできると思います。
私自身は、子どもたちが小さいのでこういう情報には、どちらかというと過敏に反応してしまう性分です・・
成分を除去するためにも、いろんなサイトで様々な方法をご紹介されているのですが、
私はいろいろ調べたうえで、毎日できる方法として
①しっかり流水で洗い流す。
小松菜など葉物野菜は、根元部分をあらかじめ水につけて、土をかき出しています。
こんな感じです
②沸騰したお湯で1~2分(小松菜の場合)下茹でする。
この2点を気を付けています。
『亜硝酸態窒素』について、日本でもこの4月より水道水の水質検査に基準値が設けられ、規制されるようになったので、食物の検査項目にも追加される日が近いといいな・・・と期待しています。(日本って、本当にこういう安全基準への対応は後手に回ってばかりですよね・・・・)
汗ばむ陽気の日も増えて、グリーンスムージーが美味しい季節
上記で怖いお話もしてしまいましたが、カルシウムやミネラルが豊富なお野菜であることは間違いない小松菜
グリーンスムージーにして、朝食にいただくのもいいですね
古いレシピな上、スムージーにはしてないのですが、小松菜を使った美味しいドリンクをご紹介しておきますね
小松菜×リンゴのさわやか豆乳ドリンク★ by ゆぅなみ♪
一緒に入れるバナナを凍らせておくとスムージーに
よろしければご覧くださいね
スタートを切ったばかりの『nijiiro*cafe』。おうちごはんを子どもたちにとって最高の食育の場になるように、なんておせっかいな私ですが、『まぁやってみたら』と思ってくださる方、ぜひポチっとお願いいたします