青山仮停車場跡地を訪ねる | 青春18にっき2nd
かつて、中央線信濃町駅のすぐそばには、青山練兵場があり、新宿方面から練兵場を結ぶ軍用線がありました。





そして、その練兵場は、明治天皇崩御の際に大葬を行ったという歴史もあります。






明治天皇陵は、明治天皇のご希望により京都の桃山にありますので、大葬のあと、軍用線に設けられた青山仮停車場より、桃山仮停車場まで霊柩車が運転されています。






今日は、その青山仮停車場の跡地を訪ねてみました。






国土地理院のサイトより、昔の地図を見ると、






青山地図






信濃町駅から、新宿寄りに少し行ったところにあったであろうことがわかります。






というわけで、信濃町駅前の線路をまたいでいる道路から撮影してみることに。












ここでまず、当時の青山仮乗降場を写したとされる写真





仮乗降場1





仮乗降場2






もともと軍用線としての施設でしたので、立派なホームがあります。






そして、現在。






青山現在







左側の、道路のあたりが青山仮乗降場の跡地であると考えられます。






今は跡形もなくなっていますが、この付近は明治時代の遺構が数多く残っている場所であり、昔そういったホームがあったのだという事を想像させてくれます。






今では何気ない風景になっている場所ですが、歴史的にはいろいろな事があったのですね。