河端 寛
松山から台北への直行便で、約3時間弱の飛行。到着後すぐ高雄へ。台北と高雄を結ぶ西岸345kmの新幹線は、日本の技術援助で2007年に開通した。
高雄一泊後、東海岸中部の花蓮へ飛行機で1時間、夕食後は原住民アミ族の歌舞ショーを楽しみ、翌朝は特急で台北へ2時間の旅。東海岸太平洋側は、日本と反対でフィリピンプレートに押されて出来た山脈が海と山との距離を狭くして、ほとんど人が住んでない。日本の九州ほどの広さだが南北と東西では環境が大いに異なる。南北は、南半分は熱帯気候で、北半分は亜熱帯である。東海岸は平野が狭く、産業は少ない。西海岸は人口が多い。
最終日、又台北に帰り市内観光だが、故宮博物院は世界四大博物館のひとつで、ビックリの品々だった。4000年前からの青銅器、陶磁器、書、絵画と玉器、彫刻は恐れ入るばかりであった。
だが私の印象に残ったのは何といっても忠烈祠(ちゅうれつし)の衛兵の交替式であった。
_