『日本の神様カルタ』に登場される神様を簡単解説。

45柱目は

「弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)」



倭建命の后。

倭建命が走水海に至った時、海は荒れ狂い先に進むことが不可能になった。

海神の怒りを解くため、自ら海に下りた。

すると、波が穏やかになり船を進めることが可能となった。


倭建命が火攻めにあった時、燃え立つ火の中で弟橘比売命のことを心配した時の感謝の気持ちが大きく、命をかけて倭建命を救った。




【ご利益】


海上安全、商売繁盛、縁結び、出世開運



【お祀りされている神社】


⛩️大鳥神社 (東京都目黒区)

⛩️吾妻神社 (千葉県木更津市)

⛩️走水神社 (神奈川県横須賀市)

⛩️橘樹神社 (神奈川県川崎市)



【ひとりごと】


倭建命の妻は何人かいるが、困難な遠征に同行したのは弟橘比売命。

数々の困難を共に乗り越えた夫婦の絆は深い。

しかし、夫の使命達成の為に自身の命を捧げるなんてなかなかできない。

でもそれは、倭建命が妻の自分を大切に想ってくれていることを自覚していたことが大きいと思う。


弟橘比売命の櫛が七日後、海岸に流れ着き、御陵を作って形見として納めたという。

倭建命も辛かっただろう。



【コラボイラスト】


一度描いても時が経ち新たにサポートしてくださる神様のコラボイラストをご依頼してくださるご家族がおられます。

いつもご家族の誰かに必ず出ます。

因みにこのご家族には「倭建命」も出ます。

きっとご縁が深いのだろうなと思います。✨





『日本の神様カルタ』について