東南アジアにある補習校の元担任です。

 

声を大きく、はっきりと言えること。

「海外にある日本人補習校でその年により、担任の当たり、はずれは確実にある!」

 

担任がいた補習校は、教師は2つに分けられます。

「教師歴ベテランの先生方グループ」と、

「経験が浅いか、教師免許を持っているだけか、一般のお母さんグループ」(担任はこちら側)

と、いっても仲が悪いわけでなく、教師達は助け合い、仲良しさんです。

 

そんな中、異色な先生が1人いて、担任は心の中であだ名をつけました。

「ただ、肩書きだけが欲しい先生。」・・・・担任の仕事をしていないお母さん先生です。

 

おかしいなと思い始めたのは、とにかくいろんな役員になり、肩書きをたくさんお持ちです。

インター校で、「日本人グループリーダーと、PTA役員」(これ、大役です)

補習校では、「担任と、いつの間にか、事務局スタッフ」にも就任。

更に、「日本人会の最大重要ポジションの婦人会役員」まで、引き受けたそうで・・・

他にも日本人学校でも何かしていそうな。

 

最初は、「断れないお人よしの方なのだ」と可哀そうに思っていたのですが、

実際は、自分から、「やります!」といって肩書きをつける出しゃばりの方だったのです。

自分に肩書きをどんどんつけていくことが、好きなのでしょうね。

すべての仕事をきちんとやられているならば、頭が下がるのですが、担任が知る限りでは、

「ほぼ実務実態がない」・・・仕事を舐めていますね。

 

補習校の担任は、クラスに1人しかいません。

その担任が、授業準備もして来ず、教科書をサラッと読むだけの仕事ならば、当然、

生徒は勉強が身につくはずもなく。いつも休み時間になると、この人、担任に聞いてきます。

「ねえ、これってどんな意味?」

「(教えてあげてから)、きちんと調べて準備してきたら?」

「う~ん、したよ。でも、わかんなかったんだもん」 (ダメだ、この先生)

ある日は、

「ねえ、うちのクラス、今日のあらすじを書くという課題、わからないって」

「それでどうしたの?」

「中途半端なまま、終わり!」

「それじゃ、ダメでしょう。書き方を教えてあげないと」

「う~ん、でも、わかんないからさぁ」(あなたがわからないんだよね)

 

こういう担任がいるクラスのお母さんたち、怒っていいです。

授業料を返金してもらってください。

そして、担任がきちんと指導をしていないとクレームを入れてください。

この先生、「先生」という肩書きだけが好きなのです。

 

最後に聞きたいことは、担任が辞めるきっかけになったのは、

あなたが話しかけてきたことです。担任は、あなたがしゃべる生徒の話に、

相槌を打っていたのに、守秘義務違反で怒鳴られ、補習校を辞めさせられました。

しかし、あなたは今まで通り、担任も事務局スタッフとしてのポジションについたまま、

平穏に過ごしています。

担任を罠にかけたのですか?当事者のあなたは、なぜ辞めないのですか?

補習校を含め、すべての見せかけの肩書きを一度捨てて、やり直してもらいたい。

まずは、担任が辞めて、あなたが辞めない理由を説明してください。

補習校事務局スタッフのお仕事として。