現在制作中の院展の大作の制作は、今年の搬入までには完成しそうになく。

2年越しになりそうですが、そう腹をくくると、時間に追われなくなって純粋に描く事が楽しくなって来ました。

毎年皆勤賞は凄い事ではありますが、今の時代あんまり価値はないみたいで。

昔ならば出品出来ないないなんて、入院でもしていないと許されない空気がありましたが、今は個展が重なれば個展を優先し、何年も出品をやすんでいても、数年がかりで描いた作品が良ければ評価される時代になっていて。

皆勤賞や締切を執拗に気にして自分のメンタルや身体を追い詰めたり、酷使して命を縮める意味はほぼ無いんですが、昭和の院展作家はどうも昔の拘りが抜けません。

そんな事は、吹っ切って、長いスパンでも自分の作品が成長出来れば良い事なんですよね。

身体はもう疲れ切っているのですが、この夏、描けるだけ描いて行きます。