九州ではめったに地震が起こらない、と思っていたけど、そうでもなく、今回は宮崎県沖で震度6弱の地震が発生した。

 

気象庁というか地震学会では、これを「南海トラフ」と関連付け、

「1週間ほど注意を」

と呼びかけているが、そんなこと、学者に言われなくたって・・・・。

 

私は以前から地震学者に対しては非常に懐疑的で、彼らが何か言っても右の耳から左に素通りである。

日本に住んでいる以上、どこでも大地震が起こる可能性があるからだ。しかも、予知は誰にもできない。

 

2年前に「また外しましたね」というネタを書いた。

「南海トラフ」にしても、それよりずっと前から言われている「東海大地震」にしても、「来る来る詐欺」で、その間に、地震学者たちが全くマークしていなかったエリア(例:福島、大阪北部、能登半島など)にばかり大地震が発生している。その都度、学者さんらは「1週間は気を付けて」とおっしゃる。ありがたくて涙がでる(←イヤミ)。

 

今回の宮崎県沖地震について、東大地震学研究所の教授、平田直氏がコメントをしていたのをどこかで目にした。

あちゃ~、平田さん。まだやっていたの?

だって、一例をあげるなら、この人、2012年初頭に、

「首都圏にマグニチュード7クラスの首都直下型地震が起こる確率は70%」

とおっしゃったおかた。

 

 

東大教授であろうとナマズであろうと、それほど地震予知は人類に不可能だということ。

一体平田教授らは、税金で研究しているからといって、何のためにこんな「予測もどき」をぶちまけるのだろう?

「首都直下型地震の発生確率は70%と言いました。つまり、発生しない確率30%が当たったということです」

とでも強弁するのかな?

 

私、何べんも書いていて申し訳ないのだけど、日本に住んでいるかぎりどこでも大地震に見舞われる可能性はあるのだから、要らぬ「予知」「確率%」より、救済活動にかかる事前のシミュレーションと発生後の復興に力と税金を注ぐべきだと思うよ。東大の偉い人たちに「1週間は気を付けて」なんて言われたって、なんの役にも立たない。

 

しかしちょっとだけ学者の方々を弁護するなら、これは「2020年から30年以内に震度6の地震に見舞われる確率」を予想した図だけれど、宮崎県南部の海岸沿いはちゃんと赤くなっている。

 

 

が、これとても、「東海大地震」や「南海トラフ」の一連の太平洋沿岸に含まれているからではないかな?

宮崎南部単体で予測したとは思えない。

 

さて、日本赤十字が口座を開設したら振り込むぞ。大地震が起こったら、必ず寄付している。