MRT宮崎放送より

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00010001-mrt-l45

 

 

11/7(水) 12:27配信

 

 

【特集・宮崎】Next調査班 「かわいいだけではすまされない」野良猫対策TNRとは

MRT宮崎放送

 

Next調査班は、野良猫ゼロを目指す取り組みに注目します。猫はペットとして人気が高まる一方、野良猫などに関する苦情は後を絶ちません。その対策となる取り組みに密着しました。

 

野良猫はすぐに増えてしまう

 愛らしい姿や自由奔放なしぐさなどから、近年人気を集める猫。しかしその一方で、野良猫が問題になることが多い。宮崎市のみやざき動物愛護センターによると、猫に関する苦情は、年間およそ500件に上るという。

(猫の被害を受けた企業)「実際に敷地内で糞尿の被害や商品への破損とかですね。会社の経営的にも被害の方が出ている状態です」

 

猫は、繁殖力が高く生後、半年から妊娠できるようになる。妊娠期間は2か月、1回の出産で平均4、5匹が生まれるため、野良猫はすぐに増えてしまう。宮崎市のある場所には、野良猫をかわいそうと思うのか、エサが置かれているが、不要な繁殖を防ぎ、不幸な猫を増やさないために必要なのは不妊手術だ。

 (NPO咲桃虎・山下香織代表) 「避妊去勢せずに捨てていくことが、捨てられた猫が全頭幸せになることじゃないっていうことを知っていただきたいので、餌をやる方っていうのはもう一歩進んで避妊去勢手術までしてあげるようにしてほしいです」

野良猫を捕獲し、避妊手術をして元の場所に戻す取り組み「TNR」
 

 こうした中、先週、宮崎市で県内外の動物愛護団体が協力し、県や市の許可を得てある取り組みが行われた。参加者たちが捕獲器を使って、次々と野良猫を捕まえていく。これは、野良猫を捕獲し、避妊手術をして元の場所に戻す取り組み。それぞれの英単語、トラップ、ニューター、リターンの頭文字からTNRといわれている。

 

捕獲された猫たちは、どの猫も人に慣れた様子。元々、飼い猫だったり、定期的に餌をあげる人がいるためだ。今回のTNRに県外から参加した動物愛護団体代表の中谷百里さんは、現状を見て、こう指摘した。


 (NPO犬猫みなしご救援隊・中谷百里さん) 「慣れた猫は、なるべく連れて帰るように、餌やりさんがおうちに、慣れた猫ほど虐待に合いやすい、だから私たちは猫に餌をやる場合、絶対に人に慣らさない。この猫たちは私たちの気持ちを満たすための生き物じゃないんですよ」

 捕獲作業は、日が暮れても続いた。(近くの会社の人)「ここ半年でがっと増えているし、増えれば増えただけ亡くなっている数も見ますし」捕獲作業中、野良猫たちにエサをやりに来た人がいた。参加者たちは、TNRの必要性を説明しようとするが怒鳴られ、理解してもらえなかった。

 

 この日、捕獲した野良猫は、およそ110匹。翌日から2日間実施された手術では、個人から持ち込まれた野良猫と合わせて、およそ260匹が、避妊手術を受けた。


(犬猫みなしご救援隊・中谷百里代表) 「猫の健康状態が悪いです、まずは不妊手術をして頭数制限をしていかないと今の現状では行き届いてないと思います、かろうじて生かされているところ」


(咲桃虎・山下香織さん) 「野良猫っていう飼い主がいない猫をゼロにしたいです」

 手術から一夜明け、猫たちは、捕獲された場所へと戻された。猫は、避妊手術を受けた印として耳が桜の形にカットされたため、再び捕獲されることはなく、そして子供を増やすことなく、一代限りの命を生きる。猫と人間が共生できる地域づくりとは何か。かわいいだけでは、すまされない問題だ。

 

 

転載以上

 

 

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