福井新聞より

http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/673253

 

2018年8月8日 午前7時00分

 

 

動物愛護県連盟の藤永隆一代表(左から2人目)らに回答する福井県の担当者=8月7日、福井県庁

動物愛護県連盟の藤永隆一代表(左から2人目)らに回答する福井県の担当者=8月7日、福井県庁

 

 

 

 福井県内の動物販売業者が一時犬猫約400匹を過密飼育、繁殖し「子犬工場(パピーミル)」状態だったとされる問題で、福井県は8月7日、業者の指導監督の厳格化などを求める嘆願書を提出した動物愛護県連盟に回答を伝えた。県側は、法律の範囲内で指導監督の方法の見直しを検討していく姿勢を示した。

 ⇒【動画】すし詰め子犬工場、地獄の光景

 

 

 

 県連盟は西川一誠知事宛ての嘆願書で、業者への立ち入り検査の状況をただし、指導監督の厳格化を要望。1万8838筆の署名とともに7月に提出した。この日は県連盟の藤永隆一代表ら5人が県庁を訪れ、県医薬食品・衛生課の吉田靖参事らから回答を受けた。

 

吉田参事らは、問題となっている業者への立ち入り検査を月2回に増やした結果、業者側は飼育数を減らし、狂犬病予防法に基づく登録が全て完了した状況を説明した。一方、再発防止に向けた今後の指導監督について「法律の範囲内で、できる限りやり方を見直しながらやっていきたい」と言及。取扱数や売買数、死亡数の推移など業者からの報告内容を、より精査して確認するよう保健所に指示するとした。

 

県連盟が50匹以上飼育している県内業者の情報開示を求めたのに対しては、問題の業者のほか、福井健康福祉センター管内に1件(登録申請時の最大飼養可能数犬100匹)、二州健康福祉センター管内に1件(同犬50匹)があると明らかにした。

 

県との面談後、藤永代表は取材に対し「県の改善の取り組みを見守っていきたい」と話した。

 

 

 

 

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