2.適度な余白をとりましょう。
文庫本や小説誌等、自分が作りたい冊子のサイズに近い市販書籍を見てみましょう。
紙面に目一杯文字をレイアウトしている書籍はないと思います。
けれど、初心者の方は紙面ぎりぎりまで文字をレイアウトしてしまう方が多く、
一番多い失敗がこれです。
実際に印刷・製本したものを手に取って見ると気づきますが、余白がない文章と言うのは非常に読みづらいものです。
さらに、ページ数の多い冊子では「無線綴じ」という製本方法が一般的ですが、
この「無線綴じ」は背の部分を糊付けして綴じるため、ノド(綴じ部分)が隠れてしまいます。
紙面いっぱいに文字があると、ノドの部分の文字は隠れてしまいます。
読みづらいどころか、字が隠れてしまっては、もはや本とは言えません。
そういったことがないためにも適切な余白が必要となります。
文庫サイズ等、小さいサイズであれば、紙の端から上下左右それぞれ15~20mm程度の余白があれば、
ノド部分が隠れる心配もなく、文章も広がりすぎず読みやすい仕上がりとなります。
A4・B5サイズ等、大きいサイズの場合は、20mm以上がお勧め。
また、上から下まで文章が続くと読むのが大変なので、雑誌のように文章を2段や3段にブロック分け(段組)すると読みやすくなります。
