2022年ワールドカップで、11月23日に行われた試合において日本がドイツに劇的な逆転勝利を収めました。

 

列島は凄まじい感激に覆われ記念すべき日となりました。

 

感動って素晴らしいですよね。どんなに淀んでいた心だったとしても、その停滞してた心を吹き飛ばし鮮やかで力強い喜びを与えてくれるからです。

 

感動といえば、先日ある音楽をダウンロードし心が強く動かされた場面がありました。

 

蛹がダウンロードした音楽とは

 

交響組曲「忘れられない冒険へ」(「グランディア」より)

 

です。

 

グランディアはご存じの方も多いかと思いますが、1997年にセガサターンで発売された名作RPGです。蛹は後にプレステーションに移植されたもを遊んだのですが、子供の蛹の心に突き刺さるお話でした。

 

グランディアの主人公はジャスティンという少年で「冒険者」になることを夢みて旅だちます。実の両親を亡くしている幼馴染のスーが強引についてくる様は、スーがジャスティンのそばにいたいということが伝わってきて、その健気さに涙しました。

 

その前にジャスティンの旅立ちも素晴らしい演出があり、この時点で子供の蛹は目が赤くなっておりました。

 

そしてヒロインのフィーナとの運命の出会い。フィーナとの出会いによってジャスティンの冒険は大地を駆け巡り大空を飛び、見果てぬ地へと続く果てしない冒険となっていきます。

 

オフゲームの中で好きなRPGを3本あげてと言われたら、蛹は迷わずこのグランディアをそのうちの1本に選ぶことが確定するほど、蛹の心をとらえて離さない名作なんです。

 

このグランディアが名作たる由縁は、素晴らしい物語や魅力的な登場人物たちだけではなく、その背景を彩る大変すばらしい音楽も指摘しなくてはならないでしょう。

 

グランディアの音楽をこの歳になって改めて聴いてみて感じたことは

 

作曲者の岩垂徳行様は、人間が心の奥底で抱く感情を言葉では表現できない次元で表現することができる作曲家だということを知ることができたということです。蛹は、FFXIの音楽にも込められている世界や命への愛。これをグラインディアの音楽でも感じとることができました。FFXIの音楽が好きな「冒険者」の皆様にグランディアの音楽を知ってもらいたいのです。

 

 

「星空の砂浜」のロマンチックなメロディーときたら、それまで蛹が聴いてきた音楽の中でも格段に素晴らしい雰囲気で、心を許せる人と素敵なひと時を過ごす時、自然と蛹の脳内に流れる曲となりました。

 

ゲームの開始画面で流れる「越えるべき壁」も大好きです。FFXIの冒険者様ならきっと気に入ってくださる。そんな名曲です。

 

オープニングに使われている「冒険者の夢」は、過去にオーケストラで演奏されたことがあったそうで、グランディアと言えばこの曲という方も大勢いらっしゃるのでしょう。

 

「愛と別れ」。これも大変切なくヒロイックで心をうつ名曲です。

 

そして物語のラストに流れる「よみがえる世界」。大団円という言葉がふさわしい身体のすみずみまで満足感を抱くことのできる音楽に仕上がっています。

 

蛹はグランディアのオリジナルサウンドトラックを持っていなかったので、YouTubeでグラインディアの曲を聴くしか聴く手段がなかったのですが、先日グランディアの音楽をオーケストレーションしたものが2020年に発売されていたことを知りました。

 

岩垂様の言葉を引用いたします。

 

「実はこの作品の作曲をしている時から「いつかこれらの曲をオーケストラで奏でたい」という野望を持っていましたが、23年の時を経てフルオーケストラによるアルバムが出来上がるとは夢にも思っていませんでした!本当に嬉しいですし、とても素晴らしい仕上がりになっていると思います。音楽監督の佐藤賢太郎さんを始め、多くのスタッフ、演奏者に惜しみない感謝の意を送ります。今までもプロ・アマ含めいろいろなオーケストラでテーマなどを演奏してもらいましたが、このアルバムを機会に「グランディア」の、この交響組曲を世界中で演奏して欲しいと切に切に願います。さぁ一緒に冒険に旅立ちましょう! (作曲:岩垂徳行)」

 

この作品を作るのに尽力した指揮者の佐藤様の言葉も引用いたします。

 

「『約束だ、ジャスティン。いつかワシに、ワシも知らない世界の、お前だけの冒険の話を聞かせておくれ。いつまでも楽しみにまっておるぞ!』 グランディアの物語の中で、主人公ジャスティンの背中をおした老冒険者のセリフを、私は23年たった今でも覚えています。これから未知の冒険に向かう若きジャスティンとして、冒険の日々を語る成長したジャスティンとして、この交響組曲が、皆さんの「忘れられない冒険」の音楽になると嬉しいです。(編曲&指揮・佐藤賢太郎)」

 

(引用元: 

 

 

この機会にあなたもFFXIとは異なる世界の「冒険者」になった気分で、是非この愛に包まれたグランディアの世界の音楽を楽しんでいただければと思い記事とさせていただきました。

 



「シャイニングワン様」



 

追記

steamでもグランディアが発売されているんですね!!早速購入いたしました!

パソコンでもグランディアができるなんて!

 

お正月のまとまった時間に、ジャスティンやフィーナ、スーやガドイン達に会いにいこうかなって思いました。