「怒」

開発:SNK

発売:ケイアミューズメント(FC版)

発売日:1986-11-26

ストーリー:

国連に一通の極秘情報が届けられた。その内容は、秘密結社を名乗る悪の組織が、とある国に基地を造り、世界征服を企んでいる、というものだった。


もし、それが事実なら、組織壊滅に乗り出さなければならないが、まだ確固たる証拠が無い。委員長は少数精鋭の特殊部隊を派遣し、事の解決にあたることを決意した。


隊長のラルフ大佐以下、四名の特殊工作隊、そして、新顔のクラーク少尉が戦場に送り込まれるが、飛行機が作戦開始直前に墜落してバラバラになってしまった。助かったのはラルフ一人だけ。その目の前に無傷のクラークが現れる。


果たして、彼は敵なのか?それとも味方なのか?考える間もなく、敵が襲来してくるのだった。

・「怒」とは おんなのまたに こころあり(怒)

 意味はありません。下ネタにみえたらごめんなさい。

このゲームは、私が小5の多感なときに父がパチンコで獲得してきた個人的に印象深いソフトなのです。


パッケージは上半身裸の男が機関銃を携えたいかにもランボーな2人が描かれており、父もゲームは詳しくないので安易にこういうの好きだろうということで選んだようです。



 2人同時プレイが可能な見下ろし型の縦スクロールアクションゲームで、確かに難しい理屈も無く始められるゲームなのですが、ゲームは恐ろしく難しいです。



いきなりのっぱらに放り出された主人公はあっという間に四方を囲まれ銃弾の雨にさらされます。

 銃弾は遅くて白い弾なのですが、それ以上に主人公の移動が遅く、特に向き直りのタイミングでいちいちアクションをはさむ為、逆方向の敵に対応する場合にもどかしさを感じます。このあたりの操作性はモデルとなったはずの「戦場の狼」より劣っているのが残念です。



 のちに単純な操作でコンティニューがかかることを知る前は最初の何画面かでGAMEOVERになるため、なかなかストレスが溜まります。しかしそこは小学生。時間は持て余しているので攻略のため時間と視力を投資しました。



 で、結局クリアしたものの、タイトルの「怒」の理由には到達できませんでした。半裸も。

 このゲームは試みとして白兵戦のみならず、戦車やヘリを乗り回し、敵兵を轢き殺したり、建物を攻撃して爆風で殺傷させるなど、なかなか過激な演出もあるのですが、一方でその乗ろうとする戦車を目の前で発射元のわからないミサイルに破壊されたり、ひたひた近寄ってきてはいきなり自爆する兵士(無敵)などがいて、爽快さと理不尽がバランス悪く配されており、個人的にはこのあたりが「怒」かなと。



 一般的にクソゲーは買ってもさほどやらなくなるものですが、このゲームは一種の中毒性を持たせ、プレイヤーを拘束できたということで言えば良作であり、開発側の勝利といえるかもしれません。


 あとランボーの記述がありましたが、少し憧れた時期もあり、走り方まではまねられたのですが、上半身裸での生活は蚊に刺されるだけで、すぐにやめてしまいました。


ところでファミコンって薄毛の話題より、読み手を限定してしまいますね。

これがDSやPSPなら少しは違うのでしょうけど。


ということでファミコンは蔵になりそうです。