“デイジー・チェーンソー” | ワールズエンド・ツアー

ワールズエンド・ツアー

田中ビリー、完全自作自演。

完全自作、アンチダウンロード主義の劇場型ブログ。
ロックンロールと放浪の旅、ロマンとリアルの発火点、
マシンガンをぶっ放せ!!

JACKPOT DAYS!! -reading poetrical beat punk--101123_125954.jpg

葉枯らしの風が泣く、誰彼なく俯くような、真新しい日々を重ねる、横たわるは閉塞らしく、今日もまた誰が死んだ、

ウサギにもらったファーの耳当て、吹雪く世界に映える星の化粧で、どこ吹く風を装うデイジー、あちらこちらでたぶらかせては、純粋なふりをする、

生まれた街は戦争で、いまは跡形なく潰れ、ときに立ち寄るだけにして、乾いた砂が鼓膜で踊る、

調律師の真似事で、甲高く鳴るピアノを壊す、寒い国には鍵盤なんていらないからね、冷たさにはより激しい冷たさで、

ウサギにもらったファーの耳当て、壊れる音にばかり敏感で、聞こえないふり決めこんで、あちらこちらで誰かを泣かせて、悲鳴だけは純粋だって分かってて、