12月13日。メディア公開テスト走行開始です。
この報道陣の数。結婚記者会見状態ですね。午前中は走行が無かったので囲み取材を受けまし
た。
そして走行開始準備です。奥がパイロットの吉村選手、手前がブレーカーの浅津選手です。
さすがに滑走前は声をかけ辛い。パイロットの吉村選手はイメージトレーニングをずっとやって
いたのが印象的です。
選手は緊張しますよね。
スタート
ブレーカーの浅津選手こんな感じで空気抵抗にならないように身を隠すんです。
分かりやすく解説している当日の報道をご覧ください。
一回目の滑走後、ランナーを取り換えて選手の感触を聞こうと言うことになりまして
作業してます。
トップ(スタート地点)で走行を待つ下町ボブスレー
車載カメラでランナーの動きを確認する童夢カーボンマジック奥社長。
そしてなななんとこの2日間のテストでお二人のベストタイムが出てしまいました。
56.25秒です。←競技はその日の天候など条件によって変化するのでタイムだけでは語り切れない
のですが素晴らしいタイムなのです。
折角なので車載カメラの映像もご覧ください。最後に止まり切れずクラッシュパットにどかーん
(爆)と当たってますがブレーカーの浅津選手いわく「あまりに速くて止まり切れなかったと」
右後ろからの映像です。この映像も素晴らしい。
今回、データ取りが私の目的のひとつだったのですが、初の試みとしてGPSで速度や車体にか
かるGを測定出来る自動車やオートバイで使われているデータロガーのメーカーさんにご協力頂
きました。http://dig-spice.com/jp/
初日は車体がパンクに入ったりすると電波が途切れたりしてほとんどデータ取りが出来ませんで
したが2日目、このベストラップ時に取付位置とGPSの位置、数が偶然にも状態がよく測定す
ることが出来ました。
そして、この2日間のテストでもう1組ご紹介したい人がいます。同じ女子ボブスレー選手の川
崎奈都美さん。先日、国産ボブスレーが作られていることをニュースで知り、北海道から飛行機
に乗ってビックサイトの展示会にまで駆けつけたと言う情熱ある方。コーチの宮本さんと淡々と
練習されておりました。個人的意見ですが、今後チャンスがあれば川崎選手にも乗ってもらって
評価を聞いてみたい。開発途中のマシンだから数少ない選手のインプレを聞けるのはやっぱり貴
重です。
最後に2日間を戦って格納庫に戻った「下町ボブスレー」なんか仕事とかそんな枠を超えて
この競技に興味が湧いてきました。
そして、なんと12月23日に日本選手権でこの下町ボブスレーが使われます。
是非、長野のリュージュパークで生の滑走を見てください。
会場への定期バスは午前と16:00以降しかありませんのでお気をつけて。
http://www.nagano-blsf.com/bobsleigh/japan.html