受験生Aです。

 

今日のお昼にグノシーを見ていたところ、興味深い記事を見つけました。gigazineの記事でしたが、こんなタイトルでした「EVはすでにガソリン車を所有するよりも年間コストが低くなっているという調査結果

 

私はモータースポーツ観戦が趣味で、数時間続く耐久レースもよそ見せず観てられます。国内競技だとSuperGTSuperFormulaなどをみます。何年か前まではWRCもよく観ていました。特に混走レースが魅力のSuperGTは過去数年を含めほとんどを観ました。

 

そして、今日たまたまみた先の記事は、モータースポーツ競技の未来に不安を感じさせるものでした。※記事内容はリンク先でご覧ください。

 

この先の原油不足を考えると、EVはますます普及していくと思いますが、モータースポーツにどう影響してくるのか。私の大好きなSuperGTを例にとると、これはGT500とGT300のふたクラスが同時に競技を開始し、それぞれの順位を争います。ふたクラスのタイム差は約10秒に設定されていて、GT500がGT300をかわしながら競技を進めます。GT300にはハイブリッド競技車両が数台あり(PRIUSやCR-Zなど)ハイブリッド特有の加速を武器に他の車両と戦っています。

 

レースは車両を操る各ドライバーのタイムも重要なのですが、燃料補給やタイヤ交換を行うピット作業タイムも非常に重要です。一周でコンマ5詰めるのも大変なのですが、ピット作業でタイヤがスムーズに取り付けることができなかったりするとあっという間に5秒10秒を失ってしまします。300kmの距離を周回で走っても最終的な優勝者と準優勝者の差が1秒以内になる激しいレースもあります。そのためピット作業で他チームよりもスムーズに作業を行えば、コース上で縮められないようなタイムを縮めることも可能なのです。モータースポーツ競技の面白さは走るドライバーとピット作業を併せて成り立ちます。(私の中では)

 

SuperGTはエンジンを使っているので燃料補給が必須で、いくつもの戦略を作ることができます。しかし、EVの普及によりモータースポーツ競技車両がめちゃめちゃエコで静かになったとき、これまでのレースファンはどう思うのか。これはこれで面白さがあると思う人もいれば、面白みがほとんどないという方も出てくると思います。私は後者ですが、皆様はいかがでしょうか。

 

最近はF1に代わる競技としてFormula Eという競技があります。全車が電気で走るのです。確かに、経済的で、環境に配慮があって、騒音が少ないから様々な一般道路を使ったコースで走れるetc...といったメリットもありますが、ピット作業に関しては面白さが減る要因があります。

 

Formula Eの場合、ピットストップは50秒以上というレギュレーションがあり、燃料補給の代わりに電池を交換するのではなく、車両を乗り換えるのです。私は、これがモータースポーツの未来と思うと、今のレースがどれだけ面白いのかを多くの人たちに知ってほしい観てほしいと考えてます。

 

冒頭のグノシーの記事から、EVがどれだけ経済的かは理解できました。EVに魅力はありますが、私は石油があるうちにしか乗ることができないエンジンを持つ車両に乗っていたいと感じました。

 

e-sportsの発展により石油がなくなってからも、ガソリンを使ったモータースポーツを再現できると思うので、そこに期待しています。

 

受験生Aでした。